18世紀ジュネーヴの華やぎ
2人のスペシャリスト、マルゴワールとコルシ
それぞれが率いるアンサンブルによる、バロックと古典派の狭間
- アーティスト:フローレンス・マルゴワール
- レーベル:CLAVES
- 品番:50-1610/11
- ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
- その他の製品情報:ディジパック仕様
18世紀ジュネーヴの華やぎ
2人のスペシャリスト、マルゴワールとコルシ
それぞれが率いるアンサンブルによる、バロックと古典派の狭間
CD 1
①ガスパール・フリッツ(1716-1783):交響曲 ト長調 Op.6-3
②フリッツ:交響曲ト短調 Op.6-6
③フリードリヒ・シュヴィンドル(1737-1786):交響曲 変ホ長調Op.10-3
④シュヴィンドル:交響曲 ハ長調 Op.10-1
CD 2
⑤ニコラ・シェレル(1747-1821):ソナタ「管弦楽の中で」 ニ長調Op.8
⑥シェレル:ピアノフォルテとヴァイオリンのためのソナタ へ長調Op.4
⑦シェレル:チェロとピアノフォルテのためのソナタ 変ロ短調 Op.5
⑧シュヴィンドル:ヴァイオリンとチェロのためのデュオ 変ロ長調Op.6
⑨フリッツ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調 Op.3
①-④フローレンス・マルゴワール(ヴァイオリン&指揮)、ジュネーヴHEMバロック管弦楽団
⑤-⑨パオロ・コルシ(ピアノフォルテ)、ル・アルモニーチェ・スフェーレ
セッション録音:2016年5&6月
★17、18世紀のジュネーヴは芸術の都でした。ヨーロッパの主要な街道が交差する地理も影響し、様々な国の芸術家が集まっては交流して、最先端の文化が花開いていました。音楽は貴族のサロンから市民のコンサートホールに場を移し、芸術の需要と供給が高まって、演奏家や舞踏家、楽器製作者の活動が活発な、まさに芸術の黄金期を迎えていました。当ディスクには当時の貴重な資料から再現された、ジュネーヴに関連する3人の作曲家の交響曲、室内楽集です。ジュネーヴの音楽家で最も有名と言われるフリッツ、ジュネーヴ音楽界に一族で貢献し現代再注目されているシェレル、アムステルダム出身でジュネーヴに長く滞在したシュヴィンドルの3人の作品が、当時のジュネーヴ音楽界の華やぎを伝えます。
★演奏はバロックと古典派のスペシャリストとして第一線で活躍する指揮・ヴァイオリンのフローランス・マルゴワールが率いるジュネーヴHEMバロック管弦楽団と、世界的ソリストから信頼を集めるチェンバロ・ピアノフォルテ・オルガン奏者のパオロ・コルシが代表を務める室内楽団ル・アルモニーチェ・スフェーレ。バロックと古典派の中間に位置する端正で華のある響きが魅力的な作品集です。