★オスマン帝国全盛期の地中海で海賊たちが繰り広げる壮麗なバレエ『海賊』。この映像は、2018年ミラノ・スカラ座でのアンナ・マリー・ホームズ版の新作上演です。本版は、アメリカン・バレエ・シアター、イングリッシュ・ナショナル・バレエ、東京バレエ団らにも採用されており、クラシック・バレエの父と言われるマリウス・プティパによる改訂を踏まえたコンスタンチン・セルゲイエフ版に基づくもので、物語がテンポよく展開し、豪華な衣装、 舞台装置が魅力的な上演です。
★トルコの奴隷市場で海賊の首領コンラッドと奴隷として売られようとしていたギリシャの娘メドーラが出会い、二人の愛を中心に物語は展開します。メドーラには魅惑的な踊りで今やスカラ座の顔ともいえるニコレッタ・マンニ。コンラッドには、ラトヴィア出身で2018年2月にプリンシパルに昇格した、甘いマスクと華麗な技巧を持つティモフェイ・アンドリヤシェンコ。コール・ド・バレエながらの大抜擢で役を射止めたアリを踊るマッティア・センペルボーニ。など『海賊』は、男性ダンサーによる躍動感あふれる見せ場が魅力のひとつです。
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