★2014年3月、アン・デア・ウィーン劇場でニコラウス・アーノンクールが行った、モーツァルトのダ・ポンテ三部作の第2弾は《ドン・ジョヴァンニ》。本上演は、アン・デア・ウィーン劇場の新制作《コジ・ファン・トゥッテ》で演出家の降板騒ぎをうけて、アーノンクールはセミ・オペラ形式で、ダ・ポンテ三部作をひと月のうちに一挙上演するということになり、大変話題となった公演です。
《ドン・ジョヴァンニ》は、ドン・ジョヴァンニの華麗なる恋愛遍歴と壮絶なな最期を描いた作品。美しいアリアの数々と、衝撃的なラストは人々を魅了するストーリーです。タイトルロールには、イタリア生まれの魅力的な声質を持つバリトン歌手アンドレ・シューエン。そしてドン・オッターヴィオには、ヴンダーリヒの再来とも言われるイギリスのテノール、マウロ・ペーター。女性陣には、ベテランのクリスティーネ・シェーファーがドンナ・アンナを歌い、高い音楽性を聴かせてくれます。
アーノンクールは、このダ・ポンテ三部作の上演にあたって以下のように述べています。「演出上の解釈はなしに、モーツァルトの指示に厳密に従うべき」その言葉通り、演出に左右されることなく、モーツァルトの音楽を堪能することができる上演と言えるでしょう。
本商品には、アーノンクールがこの上演を行うまでのドキュメンタリー「執念と完璧のあいだで~第二弾:ドン・ジョヴァンニ」が収められており、アーノンクールの音楽作りを存分に味わうことができます。
トレイラーはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=vd9vDKXrVQ0