ハイドン: 交響曲第89番&第102番、協奏交響曲

ファイ&ハイデルベルク交響楽団
鮮烈なハイドン全集シリーズ第18 弾!
交響曲第89 番&第102 番、協奏交響曲

  • アーティスト:ヴォイテク・ガルボウスキ、ピルコ・ランガー、アンドリウス・プスクニギス、ミヒャエル・コラーツ、トーマス・ファイ、ハイデルベルク交響楽団
  • レーベル:HAENSSLER
  • 品番:98-582
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:68:14

TRACK LIST

ハイドン:①交響曲第89番 ヘ長調Hob.I-89 ②交響曲第102番 変ロ長調Hob.I-102 ③交響曲第105番(協奏交響曲) 変ロ長調Hob.I-105

③ヴォイテク・ガルボウスキ(Vn)
ピルコ・ランガー(Vc)
アンドリウス・プスクニギス(Ob)
ミヒャエル・コラーツ(Fg)
トーマス・ファイ(指揮)
ハイデルベルク交響楽団

録音:
②③2012年5月13-15日、ハイデルベルク=プファッフェングルント・ゲゼルシャフツハウス ①2012年5月24-25日、バド・デュルクハイム、ナチュラルホルンアカデミー
★古楽界注目の異才、トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団による話題のハイドン全集から待望の最新盤がリリース!第18 集となる今回は第89番&第102番、そして協奏交響曲のジャンルとしても親しまれる第105番が収録されています。初期の作品を取り上げた第17 集(98 633)から一転、ザロモン・セットの時代を中心に取り上げたプログラムとなっています。 ★第89番は、いわゆる「パリ交響曲」群を作曲した後、ヴァイオリニストのJ.P. トストのフランス公演のために第88 番「V字」と共に作曲されたもの。「しょ、しょ、しょじょじ♪」と思わず口ずさみそうになる印象的な冒頭のユニゾンから、ファイ&ハイデルベルクのアグレッシブな演奏にぐっと引き寄せられます。強弱や表情のコントラストの鮮烈さは相変わらず。ファイは今回も金管楽器にのみピリオド楽器を採用するという独自の編成で臨んでいますが、第3楽章をはじめとして、そのピリオド・ホルンの音色がいい存在感を出しています。さらに印象的なのは、第105番!交響曲の中に独奏を多く織り込み、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴットらソロの掛け合いによる室内楽的なアンサンブルが魅力の本作ですが、冒頭のオーケストラ部分で度肝を抜いてくるあたりファイ節炸裂といえましょうか。強烈な金打楽器のアタックは衝撃的。圧倒的なオーケストラの迫力がある分、ソロ楽器による緻密なアンサンブルのハーモニーがより際立つように感じられます。終楽章ラストのたたみかけも見事。前へ前へと音を導くファイの指揮にくらいつくハイデルベルク響の演奏も素晴らしく、期待を裏切らぬ洗練されたアンサンブルで魅せてくれます!
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