Masters In Paris

ジャズ界のレジェンド、ソラール&リーブマンのデュオ再び
信頼しあった名手だからこその対話と奔放さを見せる演奏!
2016年10月ラジオ・フランスでのライヴ録音

  • アーティスト:Martial Solal、Dave Liebman
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1551
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Martial Solal & Dave Liebman / Masters In Paris

1. A Night In Tunisia (Dizzy Gillespie)
2. Stella By Starlight (Victor Young, .Ned Washington)
3. In And Out (Martial Solal)
4. Night And Day (Cole Porter)
5. Small One (Dave Liebman)
6. Satin Doll (Duke Ellington, Billy Strayhorn, Johnny Mercer)
7. Summertime (George Gershwin)
8. What Is This Thing Called Love (Cole Porter)
9. Coming Yesterday (Martial Solal)

メンバー:
Martial Solal (p), Dave Liebman(sax)
★ジャズ界のレジェンド、マーシャル・ソラールとデイヴ・リーヴマンの2016年10月29日、ラジオ・フランスでのデュオ・ライヴ音源。
★1927年生まれのソラールと1946年生まれのリーブマン。双方ともにジャズ界の第一線で活動し続けながら、直接の出会いは同年2015年のこと。2人は、リーブマンの元生徒であるJean-Charles Richardの働きかけによって、パリの名ジャズ・クラブ、Sunsideで12月に初共演。しかし、きっかけをつかんだ二者は、その後すぐいくつものコンサートを実現。その中から8月にジャズ・アンド・ワイン・フェスティヴァルの一環で行われたコンサートが、『Masters in Bordeaux』として作品化され、本作は、その2ヶ月後の録音になります。
★演奏曲は、スタンダードを中心に、ソラールのオリジナル2曲、リーブマンのオリジナル1曲を加えた全9曲。2015年12月のSunsideの演奏は映像が公開され、2人にゆるぎない信頼があり、この時が初共演とは思わせないものが伺われましたが、この日も素晴らしい演奏が繰り広げられています。
★どの曲も基本的に原曲の骨格はそのままに、楽曲の世界を拡張。コード進行に従いながら、鋭いリズムのバッキングと共に、シングル・トーンでのフレージングや豊かなヴォイシングによるハーモニーを組み合わせる匠な味わいを見せるソラール、そのピアノと対話するように絡みながら、自由闊達なサックスを展開していくリーブマン。二人の演奏は、まさにレジェンドならでは!なかでも『Masters in Bordeaux』にも収録された“Night and Day”のここでの演奏は秀逸。楽曲を解体、再編しながら、ギリギリのバランスをとりながら、同時に余裕もみせてエレガンスも漂わせる演奏には『Masters〜』の録音時とは違ったものがあります。また、インテリジェンスと深みを感じさせるソラールの“In and Out” 、慈しみのようなものを感じさせるリーブマンの“Small One”のようなバラード演奏、また即興性の高いソラールのラスト・ナンバーまで、オリジナルも魅力的です。
★ジャンゴ・ラインハルトとの演奏でレコーディング・デビューした現在90歳を超えたソラールと、マイルス・デイヴィスのグループでも活躍し、コルトレーンの流れを継承した70歳となったリーブマン、揺るぎない経験を積んだ巨匠しか成しえない演奏がここに作品化されます。
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