ポエマ ‐ チェロと弦楽のための作品集

チェロと弦楽のためのフィンランド音楽

  • アーティスト:マルコ・ユロネン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-372
  • ジャンル: ジャンル クラシック 現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid

TRACK LIST

ポエマ? チェロと弦楽のための作品集


ポエマ? チェロと弦楽のための作品集
C. P. E.バッハ(1714?1788): 6つのシンフォニア Wq.182
カロル・シマノフスキ(1882?1937): ピアノ作品集 第3 集
エルッキ・サルメンハーラ(1941?2002): ポエマ(1975)
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944?2008): 憎しみ ? 愛Op.71(1987)
ユホ・カンガス(1976?): チェロと弦楽のための協奏曲(2010)
アウリス・サッリネン(1935?):
室内音楽第8番《パーヴォ・ハーヴィッコ追悼》Op.94(2008?09
★マルコ・ユロネンはフィンランドのチェリスト。チャバ・シルヴァイ、エルッキ・ラウティオ、ヘイッキ・ラウタサロ、ハインリヒ・シフの下で学び、伝統的な作品と今日の作品をレパートリーにソロ活動を行なっています。1993年に「NOMUS(北欧音楽委員会)賞」を受けたオストロボスニア室内管弦楽団と2013年に名誉指揮者となったユハ・カンガスの共演による新録音です。
★サルメンハーラの《ポエマ》は「葬送」を思わせる陰鬱な曲調の音楽。ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための曲をチェロのために編曲した作品です。ノルドグレの《憎しみ ? 愛》は、「メランコリックな気分と内にある激しい気質を表現できる」楽器としてチェロが選ばれました。「後期ロマンティシズムの気分と三和音から、クラスターに似た構造と瞬間的に微分音で着色する手法まで、幅広い和声世界をもつ」(キンモ・コルホネン)。作曲者の「内なる声」を表現した音楽。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱により作曲されました。サッリネンの《室内音楽第8番》は、弦楽オーケストラのために作曲された一連の「室内音楽」のうち、第3番の《ドン・ファンキホーテの夜の踊り》とともにチェロを独奏楽器とした作品です。アムステルダム・シンフォニエッタなど4つのアンサンブルが共同委嘱。サッリネンのオペラ《騎馬兵卒》と《英国王フランスへ行く》の台本を書いたフィンランドの作家パーヴォ・ハーヴィッコ(1931?2008)への追悼の作品とし、スコアの表紙に彼の『木々、その緑なるものすべて』の書名が引用されました。オランダのペーター・ウィスペルウェイがソロを弾き、2010年3月、アムステルダムで初演されています。《チェロと弦楽のための協奏曲》を作曲したユホ・カンガスは、ユハ・カンガスの子。ヘルシンキ音楽院とシベリウス・アカデミーで音楽理論を学び、オッリ・コルテカンガスに作曲法を私的に教わった後、シベリウス・アカデミーのヘイニネン、ハメーンニエミ、ヴェリ=マッティ・プーマラと、カールスルーエの音楽大学のヴォルフガング・リームの下で研究を続けました。室内音楽を中心に作曲し、大きな編成の作品も少しずつ手がけてきています。この協奏曲は彼がこれまでに作曲したもっとも規模の大きい作品です。3楽章構成。〈エスプレッシーヴォ〉、「夜の音楽」の副題にもかかわらず「スケルツォ」的な性格の〈2つの間奏曲〉、もっとも長い〈プレスト〉。多彩な和声と音色をもった音楽です。ユロネンがオストロボスニア室内管弦楽団と共演して1990年に初録音したノルドグレンの《憎しみ ? 愛》をのぞき、初録音です。
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