ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管
に捧げられた作品集
- アーティスト:ユハ・カンガス
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-414
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:5.1 multichannel / stereo
- 収録時間:61:19
ユハ・カンガス&オストロボスニア室内管
に捧げられた作品集
『オストロボスニア室内管弦楽団と指揮者ユハ・カンガスに捧ぐ』
カレヴィ・アホ(1949–):
室内交響曲第3番(1995–96)(弦楽オーケストラとアルトサックスのための)
オヌテ・ナルブタイテ(1956–):
Was there a butterfly? (そこに蝶々はいたの?)(2013)(弦楽オーケストラのための)
エルッキ・サルメンハーラ(1941– 2002):エレジア I(I 1963)(二重弦楽四重奏のため)、
エレジア V(1995)(弦楽オーケストラと鐘のための)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016):
カント V《光の中心へ》(2011)(弦楽オーケストラのための)
ペーテリス・ヴァスクス(1946–):ムジカ・セレーナ(2015)
★オストロボスニア室内管弦楽団とユハ・カンガス(1945–)のための作品集。カレヴィ・アホ(1949–)の《“…frozen are the restless waters”》(凍りし、せわしなき流れ)は、20人の弦楽器奏者とジョン・エドワード・ケリー(1958–2015)のアルトサックス・ソロのために書かれました。「旋律がオリエント絨毯の装飾パターンのように織りこまれたアラビア音楽」からインスピレーションを得た手法を取り入れ、トゥオマス・アンハヴァが訳した日本の短歌のフレーズを副題にしています。リトアニアのオヌテ・ナルブタイテ(1956–)の《Was there a butterfly》(そこに蝶々はいたの?)は、「神秘の息、プシケの影」をイメージながら書いたという作品です。ヨーナス・コッコネンとジェルジュ・リゲティに学んだエルッキ・サルメンハーラ(1941– 2002)は、1960年代から作曲を始めた作曲した一連の「エレジア(悲歌)」の2曲。ホールの異なる場所に配置された2組の弦楽四重奏により演奏される、ドラマティックな緊張をはらんだ《エレジア II》と、深い悲しみを簡潔な語法で表現した《エレジア V》。エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016)の《光の中心へ》は、「新しい千年紀から9年、10年の間に浮かんできた、メロディとハーモニーのちょっとした楽想」を展開させた「カント(歌)」の第5作です。ラトビアのペーテリス・ヴァスクス(1946–)も長年に渡りオストロボスニア室内管弦楽団と共同作業をつづけてきた作曲家のひとり。人生の流れを音楽に映した《ムジカ・セレーナ》(穏やかな音楽)は、ユハ・カンガスの70歳の誕生日プレゼントとして書かれました。