ノルドグレンの室内作品集
- アーティスト:コッコラ四重奏団
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-421
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:5.1 multichannel /stereo
- 収録時間:69:50
ノルドグレンの室内作品集
『喚起(Evocation)』
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008):
弦楽四重奏曲第3番 Op.27(1976) Equivocations(あいまいな言葉) Op.55(1981)
(カンテレと弦楽三重奏のための)* 無伴奏チェロソナタ Op.83(1992)**
弦楽五重奏曲 Op.110(2000)*** コッコラ四重奏団 レイヨ・トゥンカリ(ヴァイオリン)
アンニカ・ブランカル(ヴァイオリン) ハンナ・パッカラ(ヴィオラ)
ラウリ・プラッカ(チェロ) エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ)* マルコ・ユロネン(チェロ)**
ヤンネ・ヴィルッカラ(チェロ)***
録音:2016年11月23日–25日、2017年5月10日–12日
スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音 録音: サイモン・フォックス=ガール
★フィンランドのペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008)は、1967年の弦楽四重奏曲第1番から2008 年の弦楽四重奏曲第11番まで、約40の室内楽作品を作曲しました。このジャンルから、テンペラ四重奏団による第10番と第11番(ABCD308)に続き、4つの作品の録音がリリースされます。ノルドグレンの音楽が簡素で明確な調性に向かう兆しを見せはじめ、彼の「アイドル」だったというショスタコーヴィチとのつながりが明らかになる1970年代後半に書かれた弦楽四重奏曲第3番。《Equivocations(あいまいな言葉)》は、民俗楽器カンテレ固有の「色」を使った瞑想的な音楽。《無伴奏チェロソナタ》は、詩的な〈喚起(Evocation)〉、ヴィルトゥオーゾ的な〈反抗(Defiance)〉、静謐な〈間奏曲:枕(Interlude: Oreiller)〉、「つけぼくろ」も示唆する〈パッチ(Patch)〉の4楽章。初期の作品の「メロディック=ポリフォニック・クラスター技法」に似た語法を使った、苦悶の色の濃い《弦楽五重奏曲》。「作曲は、私自身を表現したいという欲求のはけ口」(ノルドグレン)。