ビーチ、シュトラウス

リヒャルト・シュトラウスとエイミー・ビーチの「ヴァイオリン・ソナタ」

  • アーティスト:エリーカ・マーリスマー
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-502
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:63:40

TRACK LIST

ビーチ、シュトラウス

リヒャルト・シュトラウス(1864–1949):ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18(1888)
エイミー・ビーチ(1867–1944):ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.34(1896)

エリーカ・マーリスマー(ヴァイオリン)
エミール・ホルムストロム(ピアノ)

録音:2021年1月 ロカイネン(フィスカルス、フィンランド)
制作・録音:マルック・ヴェイヨンスオ
★シベリウス・アカデミーで学んだエリーカ・マーリスマー Eriikka Maalismaa のヴァイオリンとエミール・ホルムストロム Emil Holmström のピアノのデュオ。『ピリオド楽器で弾くシューマンのヴァイオリン・ソナタ』(ABCD 438)につづくアルバム第2作は、リヒャルト・シュトラウスとエイミー・ビーチの「ヴァイオリン・ソナタ」によるプログラムです。「19世紀は、言ってみれば、ばかげた時代だった。合理性を誇らしく思い、なにかと抑制の多い啓蒙時代がちょっとばかり長すぎた後、それにとってかわった、あふれんばかりのロマンティシズムが人々に目を開かせた。分別だけではない、われわれには感情と呼ばれるものがあるではないか。その結果、音楽は恥ずかしげもなく極大化しスマートさを失う。オーケストラは肥大し、作品は長く、構想は膨張していった」(ミカエル・マッティラ)(ABCD 503 ライナーノート)。シュトラウスもビーチも、19世紀に生まれ、20世紀の半ばまで生きた作曲家です。「男らしさと遊び戯れる気分にみちた」シュトラウスの《ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調》と、古都ボストンの女性、エイミー・ビーチの作曲した情緒細やかな《ヴァイオリン・ソナタ イ短調》。「ヒット曲」と言われたシュトラウスの作品と、「これといった理由もなく壁際に追いやられてしまっていた」ビーチの作品の「コントラスト」を意識したというプログラムを、ジュゼッペ・ダラリオ製作のヴァイオリンとベーゼンドルファー・ピアノで演奏しています。
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