テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための幻想曲

フィンランドの古楽界を牽引する
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者マルクス・クイッカによる
テレマンの幻想曲

  • アーティスト:マルクス・クイッカ
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-503
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:71:05

TRACK LIST

テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための幻想曲

・幻想曲第1番 (ハ短調) TWV 40:26 幻想曲第2番 (ニ長調) TWV 40:27
・幻想曲第3番 (ホ短調) TWV 40:28 幻想曲第6番 (ト長調) TWV 40:31
・幻想曲第7番 (ト短調) TWV 40:32 幻想曲第8番 (イ長調) TWV 40:33
・幻想曲第9番 (ハ長調) TWV 40:34 幻想曲第10番 (ホ長調) TWV 40:35
・幻想曲第11番 (ニ短調) TWV 40:36

マルクス・クイッカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
使用楽器:Viola da gamba: after Collichon by Tilman Muthesius, 1997, bow by Luis Emilio Rodriguez Carrington, 2007
録音:2018年8月26日–28日 カッリオ=クニンカラ、レオノーレ・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)
制作:マルクス・クイッカ、ミトラ・ヴィルタペルコ
録音、編集、ミクシング 、マスタリング:オッリ・オヴァスカイネン
★テレマンは、ヴィオラ・ダ・ガンバのための「幻想曲(ファンタジア)」を12曲書き、1735年に《Fantasies pour la Basse de Violle》としてハンブルクで出版しました。この曲集は、作品目録には掲載されているものの、出版された楽譜は失われてしまったとされていました。2015年、北ドイツ、オスナブリュックのレーデンブルク城(Schloss Ledenburg)の個人図書館に現存する出版譜が見つかり、翌年、音楽学者でもあるガンバ奏者のトマス・フリッチュによって演奏、初めての録音も行われました。「これらの幻想曲からは、当時の有名な作品の断片が聞こえてくるだろう。音楽仲間や一家の親しい友人たちへの贈り物として書かれた作品だということは、間違いない」(マルクス・クイッカ)。
★マルクス・クイッカ Markus Kuikka は、シベリウス・アカデミーでチェロを専攻、クオピオ交響楽団で30年間、首席チェロ奏者として演奏しました。1990年代の初め、カタルーニャの著名なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の演奏に接して感銘を受け、シベリウス・アカデミーのヴェリ=マルクス・タピオの下でリラ・ヴィオールのレパートリーを研究しました。2009年にアカデミーの博士号を取得。アルフレート・レッシングとジェレミー・ブルッカーに個人的に師事、アルペッジョーネとバリトンを学びました。古楽の「バロッキ=クオピオ・フェスティヴァル」を創設、2005年から2016年まで芸術監督を務めました。現在、「ジェイ・コンソート・ヘルシンキ(Jaye Consort Helsinki)」で演奏し、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの DocMus Doctoral School で教えています。
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