ビューストレム&ブラームス~対角線の音楽

スウェーデン放響のコンサートマスター、首席ホルン奏者、客演指揮者のトリオによる
スウェーデンの作曲家ビューストレムとブラームスの三重奏曲

  • アーティスト:マーリン・ブルーマン、クリストファー・パークス、サイモン・クロフォード=フィリップス
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-513
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:63:30

TRACK LIST

ブリッタ・ビューストレム(1977–):
・Diagonal Musik(対角線の音楽)(2017)(ヴァイオリン、ホルンとプリペアド・ピアノのための)
・A Walk to Brahms(ブラームスへの散歩)(2019)(ヴァイオリン、ホルンとピアノのための)
ヨハネス・ブラームス(1833–1897):
・ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
・2つの歌(Zwei Gesänge) Op.91(ヴィオラ、ホルンとピアノによる)【秘めたるあこがれ/聖なる子守歌】


マーリン・ブルーマン(ヴァイオリン、ヴィオラ)
クリストファー・パークス(ホルン)
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)

録音:2019年6月 ベールヴァルド・ホール(ストックホルム、スウェーデン)
制作・録音エンジニア・編集:マリオン・シュヴェーベル
★マーリン・ブルーマンのヴァイオリン、クリストファー・パークスのホルン、サイモン・クロフォード=フィリップスのピアノ。スウェーデン放送交響楽団のコンサートマスター、首席ホルン奏者、客演指揮者のトリオによるアルバムです。
プログラムは、ブラームスの室内楽曲の最高傑作のひとつ《ホルン三重奏曲》を核に、スウェーデンのビューストレムが彼らの委嘱で作曲した《対角線の音楽》、彼女がこのアルバムのために書いた《ブラームスへの散歩》、ブラームスがアルト、ホルンとピアノのために書いた《2つの歌》が「エピローグ」としてヴィオラ、ホルンとピアノにより演奏されます。
★ブリッタ・ビューストレム(1977–)の《対角線の音楽》は、スウェーデンのモダニスト画家、ウッレ・ベルトリング(1911–1981)の幾何学的図形の絵画からインスピレーションを得たという三重奏曲です。「きわめて明るい人工的色彩の三角形で構成されている。三角形の線は徐々に近寄りあいながら、ごく稀にしか交わらない。交わる点はフレームの外にあるように見える」。《対角線の音楽》は、ベルトリングが「オープン・フォーム」と呼んだこの概念を12の短い楽章に作った作品です。「音の対角線」とでもいえる効果を出すため、ヴァイオリンとホルンの音に似せて「プリペア」したピアノが演奏に使われます。
★ビューストレムは、ひとつの作品から次の作品への「橋渡し」の小品として、目指す作品の素材を引用する、『Walks(散歩)』シリーズを作曲してきました。デュオから大編成のオーケストラまで、これまでに20曲ほどが作られ、シューベルト、ブルックナー、シュトラウスの3つの曲が、コントラバス奏者リック・ストーティンの『Back to StockHome』(BIS SA-2379)で演奏されています。
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