J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
フィンランドの新星ピアニスト、ハンヌ・アラサーレラのデビュー!
独自の感性で描く「ゴルトベルク変奏曲」
- アーティスト:ハンヌ・アラサーレラ
- レーベル:ALBA
- 品番:ABCD-520
- ジャンル:
ジャンル
クラシック
器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:79:20
TRACK LIST
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
ハンヌ・アラサーレラ(ピアノ)
[楽器/Piano: Steinway & Songs D 514855, Hamburg 1990]
録音:2021年8月2日–3日 オウル・ミュージックセンター「トゥリンドベリ室内楽ホール」(オウル、フィンランド)
制作:キンモ・ピヒラヤマー
録音エンジニア・編集:ユッシ・ヘイッキネン
マスタリング:ヤンネ・フオタリ
★フィンランドのピアニスト、ハンヌ・アラサーレラのデビュー・アルバム。
アラサーレラは、8歳からピアノを学び始め、最初のころはピアノという楽器を自分なりに探り、即興をやってみたり、ちょっとした作曲を楽しんでいたといいます。そうした土台は後の彼の音楽に影響を及ぼし、「彼の演奏は、他の人たちとは違い、どんな伝統の流儀を示しているとも言えない」(YLE(フィンランド放送)」といった評価を得ることにつながりました。彼の演奏をメディアは「明るく、感受性が鋭い。透明度が高く、リズムが柔軟で生気にみちている」(「HS(ヘルシンキ新聞)」)「極めて洗練され、その優雅さは貴族的とさえいえる」(オウル「カレヴァ」紙)と評し、今後に期待を寄せています。
アラサーレラがオウルンサロ芸術学校時代に教わったキンモ・ピヒラヤマー Kimmo Pihlajamaa のプロデュースで録音した《ゴルトベルク変奏曲》は、そうしたメディアの指摘がすべて「音」と「音楽」に創られた演奏です。最初の「アリア」から第1変奏、第2変奏とつづき、最後の第30変奏と「アリア」の再現まで、バッハが二段鍵盤のチェンバロのために書いた音楽を、アラサーレラが独自のピアノ音楽に創りあげました。
アラサーレラの書いた『自然の法則としての和声』とピヒラヤマーの『バロックの天才による詩的ファンタジー』と題したライナーノート(フィンランド語・英語)がブックレットに掲載されています。
Artist
[プロフィール]
ハンヌ・アラサーレラ Hannu Alasaarela(1994–)。フィンランドのオウルンサロ生まれ。オウルンサロ芸術学校でキンモ・ピヒラヤマーとヨウコ・トッテルシュトレムに学びました。2014年からヘルシンキ大学シベリウス・アカデミーでトゥイヤ・ハッキラとイルモ・ランタのクラスで学び、エーリク・T・タヴァッシェルナ、リーサ・ポホヨラ、マッティ・ラエカッリオたちにも教わりました。2012年のレーヴィ・マデトヤ・ピアノ・コンペティションで第1位に選ばれたほか、多くのコンペティションに参加。音楽史全般の作品を幅広くレパートリーにもち、フィンランド、スウェーデン、バルト三国、ドイツ、スイスのコンサートで演奏してきました。自然科学、文学、哲学からインスピレーションを授かり、作曲家と編曲者としても活動しています。
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