サウンド・ストーリーズ

寛容性と多様性の時代に境界を越えて紡がれる音楽
華麗な技巧で人気を高めるリコーダー奏者テミングと
実力派古楽ハープ奏者ケールによるこだわりのデュオ・アルバム

  • アーティスト:シュテファン・テミング、マルグレート・ケール
  • レーベル:ACCENT
  • 品番:ACC-24408
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:61:42

TRACK LIST

サウンド・ストーリーズ

トマス・コッペル(1944-2006):『ネレの踊り』より
 (1) 君がどこかで境界を越えているのは知っている
 (2) そして君が覚えていることを知っている、遠い少年よ
 (3) 腕の中でまだ君を感じている
 (4) そこで私は黒い足でダンスを踊る
 (5) 疾走する蹄のシンフォニーの中で
(6) ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):天にまします我らが父よ
(7) ゲオルク・ベーム(1661-1733):天にまします我らが父よ IGB 24
(8) クラウス・ラング(1971-):スプレンドル・ステラルム [※世界初録音]
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より [※イ短調で演奏]
 (9) アルマンド
 (10) クーラント
 (11) サラバンド
 (12) ジーグ
D.スカルラッティ(1685-1757):
 (13) ソナタ ニ短調『アリア』 K.32
 (14) ソナタ ニ短調 K.1
(15) ピアソラ:(1921-1992):忘却
(16) グルック(1714-1787):歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より 精霊の踊り
(17) カール・シャインディースト(1800頃):オーストリア民謡『いとこのミッケルは昨日の夕方ここにいた』による変奏曲

シュテファン・テミング(リコーダー、チャカン)
マルグレート・ケール(トリプルハープ、シングルアクションハープ)
録音:2024年4月23-25日/スイス
★鮮やかな技巧で人気のリコーダー奏者シュテファン・テミングが、古楽ハープ界の名手マルグレート・ケールと共演。9種のリコーダーと3種のハープを駆使して5世紀6カ国にわたる音楽の物語を紡ぎます。歌曲、アリア、ソナタ、変奏曲、舞曲など、さまざまなジャンルの音楽を巧みに組み合わせ、そのほとんどを作曲された時代のオリジナル楽器で演奏。各作品が独自に何かを語りつつ、大きな連なりとなって全体が構成されていきます。
★ニールセン門下の父を持ちユダヤの血を引き社会活動に深く関わった前衛作曲家トマス・コッペルの『ネレの踊り』や、委嘱作品であるクラウス・ラングの静謐な『スプレンドル・ステラルム(星の輝き)』、ジャンルを超えて愛奏されるピアソラの『忘却』といった現代の音楽がアルバムに個性的な色を与えています。ここに楽器の性能を駆使した華麗で技巧的な変奏曲、レオンハルトの鍵盤編曲版を参考にしたというバッハの無伴奏アレンジ、ギリシア神話における死後の楽園で奏される『精霊の踊り』などが組み合わされ、音楽と現代人にとって必要不可欠な寛容性と多様性が高らかにうたいあげられます。
★2024年10月にシュテファン・テミングとマルグレート・ケールによる来日公演「サウンド・ストーリーズ」が予定されています。
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