充実のリープライヒとポーランド国立放送響の
20世紀ポーランド音楽シリーズ第2弾
- アーティスト:アレクサンダー・リープライヒ
- レーベル:ACCENTUS MUSIC
- 品番:ACC-30349CD
- ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:64:50
充実のリープライヒとポーランド国立放送響の
20世紀ポーランド音楽シリーズ第2弾
①シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調Op.19
②ルトスワフスキ:管弦楽のための書(1968)
③同:葬送音楽(1958)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)ポーランド国立放送交響楽団
[録音:2015年6月30日、8月26/27日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール]
★今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、2015年12月には大阪フィルにも客演します。2012年から外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務め、20世紀ポーランド音楽のシリーズを開始しました。
★このシリーズは、ルトスワフスキの管弦楽曲をメインに、その他20世紀ポーランド作曲家を組み合わせることとなっていて、タンスマンやヴァインベルクのように国外へ出た人々もとりあげるなど、ポーランド音楽ファン垂涎の企画となっています。
★第2弾はルトスワフスキとシマノフスキの充実作が収められています。どちらも比較的初期の作品ですが、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。シマノフスキの交響曲第2番は1909年の作で、ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。リープライヒはリヒャルト・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。
★ルトスワフスキの「管弦楽のための書」は1968年の作で、ドイツのハーゲン市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。1958年の葬送音楽はバルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。
ポーランド国立放送交響楽団、アレクサンダー・リープライヒ
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