ジジョン・ワン(王之炅)
1998年に開催された第8回ユーディ・メニューイン国際コンクール(メニューイン氏が生前催した最後のコンクール)にて優勝。1998年の第六回中国ヴァイオリン・コンクールで、史上最年少優勝と、同時に最優秀中国作品演奏賞の2つの賞を受賞した。その後も、2003年の第22回リピザー国際ヴァイオリン・コンクール(イタリア)で「最年少ファイナリスト」を含む3 つの特別賞と優勝を獲得している。
彼女の活動は世界的な注目を集め、2006 年には権威のある音楽誌「GRAMOPHONE 中国版」でも特集が組まれ、音楽評論家は「アジアの類い希なる新星」と賞賛された。
彼女は、著名なヴァイオリニストであり教育家の俞丽拿(ユー・リナ)教授のもと、上海音楽学院にて修士号を取得。また、世界的に有名なヴァイオリニストの林昭亮(Jimmy Lin)やピンカス・ズッカーマンらの修士課程を受講、現在はベルリンにあるハンスアイスラー音楽大学にて指導者として有名なコリア・ブラッハーのもと師事している。一方で上海音楽学院において最年少のヴァイオリン講師としても指導にあたっている。
東京フィルハーモニー交響楽団(TOKYO PHILHARMONIC ORCHESTRA)
1911年創立。日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷の午後のコンサート」「平日の午後のコンサート」「休日の午後のコンサート」等の自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏、各地学校等での訪問コンサート等により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い評価と注目を得ている。
1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
公式ウェブサイト
http://www.tpo.or.jp/