シューベルト: ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調、4つの即興曲

巨匠ルービンシュタインが激賞した名ピアニスト、フィアルコフスカ
静かに語りかけるシューベルトの調べ

  • アーティスト:ヤニーナ・フィアルコフスカ
  • レーベル:ATMA CLASSIQUE
  • 品番:ACD2-2699
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

シューベルト:

ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調Op.122, D 568

4つの即興曲 Op.142, D935


ヤニーナ・フィアルコフスカ(ピアノ)


★カナダを代表する女流ピアニスト、ヤニーナ・フィアルコフスカ。巨匠ルービンシュタインが絶賛したショパンではなくシューベルトの作品を録音。2013年にリリースされた第13番、第18番のソナタ集に続く第2弾となります。

★ピアノ・ソナタ第7番はシューベルトの初期の作品で、ニ長調D567の異稿。単に調性が異なるだけではなく、メヌエットが追加されるなどの進歩的改良が加えられています。フィアルコフスカは、シューベルトの音楽を丁寧に描き出し、ロマン的な情緒と心地よい優美さを兼ね備えた演奏を聴かせてくれます。一方、4つの即興曲 Op.142, D935はシューベルト最晩年の作品。シューベルトらしい美しい旋律に彩られた小品群ですが、シューマンらによると、4楽章構成のピアノ・ソナタと位置づけられると言われています。この作品でもフィアルコフスカの暖かな響きを重視した音、作品本来の姿で表現しようとする真摯な演奏を披露しています。

★フィアルコフスカはモントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974年にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞、その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが見事に克服し、2004年1月にドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動を再開しています。また1994年にはピアノ・シックスを創設し、カナダのピアノ教育へ大きな影響を与えています。イギリスの「BBC Muisc Magazine」で2012年に発売された『ショパン・リサイタル2』(ACD22666)が、ベスト・インターナショナル・レコーディングに選ばれるなど、近年益々評価を高めています。

★フィアルコフスカは2016年65歳を迎えるにあたって、カナダ15都市、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スイス、イギリス、そして日本への記念コンサート・ツアーが予定されています。


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