ネゼ=セガンの才能とオケの充実ぶりが際立つマーラー10番
- アーティスト:ヤニック・ネゼ=セガン
- レーベル:ATMA CLASSIQUE
- 品番:ACD2-2711
- ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:79:06
ネゼ=セガンの才能とオケの充実ぶりが際立つマーラー10番
マーラー:交響曲第10番(クック版)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
録音:2014年10月 メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール (ライヴ)
★次世代を担う指揮者として注目されているヤニック・ネゼ=セガンと2000年から音楽監督を務めているグラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団とのマーラーの交響曲第10番。地元カナダのATAM CLASSIQUEからリリースされている同楽団とのブルックナー・チクルスは、オケと作り上げた信頼感、奇をてらわない正攻法の指揮をするネゼ=セガンの精緻で美しい演奏で好評価を得ています。
★今回録音されたのは、マーラーの交響曲第10番。同コンビでのマーラーは2003年に録音した第4番(ACD22306)があり、堂々たる風格で聴かせました。今回のアルバムでは、モントリオール交響楽団の新本拠地メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールという異例の場所、そしてカナダのオーケストラとして初めての交響曲第10番(クック版)の録音となりました。
★この未完の大作の全貌が世に知られるきっかけとなったのは、BBCが企画したマーラー生誕100周年記念演奏会のために、その前年の1959年にデリック・クックに草稿をもとに補筆を依頼したためでした。その後クック版以外にも補筆版が登場し、マーラー・ファンの興味をひきつけています。ネゼ=セガンが使用したのは、現在最も演奏されているクックの最終稿である第3稿第1版(1976)です。ネゼ=セガンはしっかりとした解釈の柱を持ち、曲全体の見通しもよく、音楽的なパワーがしっかりと伝わってくる演奏。グラン・モントリオール・メトロポリタン管もネゼ=セガンが音楽監督に就任して以来着実に実力をつけ、今まさにオケとして充実期に入ったことを感じさせます。
Ⅰ:26:28 Ⅱ:12:02 Ⅲ:4:15 Ⅳ:12:03 Ⅴ:24:18 Total:79:06
ヤニック・ネゼ=セガン、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
ACD2-2453
ヤニック・ネゼ=セガン、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
ACD2-2454
ヤニック・ネゼ=セガン
ACD2-2700
ヤニック・ネゼ=セガン
ACD2-2775
ヤニック・ネゼ=セガン,ローランド・ヴィラゾン,トーマス・ハンプソン
71-6708
ヤニック・ネゼ=セガン,ローランド・ヴィラゾン,トーマス・ハンプソン
71-6804
ヤニック・ネゼ=セガン
KKC-5377
ヤニック・ネゼ=セガン、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
ACD2-2452
ヤニック・ネゼ=セガン
PH-12011
ヤニック・ネゼ=セガン
ACD2-2708
ヤニック・ネゼ=セガン
ACD2-2711
ヤニック・ネゼ=セガン
BIS SA-1850