[LA MUSETTE DU ROI DE PERSE ペルシャ王のミュゼット]
ラモー(1683-1764):クリカン(コンセールによるクラヴサン曲集)*
F.クープラン:2つのヴィオールのためのコンセール第12番より 第1、2楽章(『趣味の融合』)
ラモー:リヴリ(コンセールによるクラヴサン曲集)*
F.クープラン:2つのヴィオールのためのコンセール第12番より 第3、4楽章(『趣味の融合』) / 第15組曲(クラヴサン組曲第4巻)より「ショワジのミュゼット」「居酒屋のミュゼット」
[ANGUILLE SOUS ROCHE 岩陰のうなぎ]
F.クープラン:第22組曲(クラヴサン組曲第4巻)より「戦利品」「戦利品の続きのエール」
マレ:人間の声(ヴィオール曲集第2巻)
F.クープラン:第22組曲(クラヴサン組曲第4巻)より「夜明け」「うなぎ」
★2023年に来日公演もあったヴィオール・アンサンブル「レ・ヴォワ・ユメーヌ」の最新盤。今作は20年来の共演仲間であるスージー・ナッパーとメリザンド・コリヴォーの二重奏アルバムです。
★アルバムのタイトルになっている「something fishy何か魚のような」「anguille sous roche岩の下のうなぎ」は(魚臭いものが立ち込めるイメージから)何か臭うぞ、あやしいぞ、という意味を持っています。選ばれた楽曲も、やさしく楽しいものでありながら、どこか不思議でつかみどころのない幻想的な性格や標題をもち、フランス・バロックならではのウィットに富んだものばかり。超現実的な響きがたのしめます。