パリのジャズ・シーンで話題を呼ぶ新星ヴォーカリスト
充実のヴォーカル作品をリリースするACTに仲間入り！
Lou Tavano / For You
1. Quiet Enlightenment 4:49
2. Emotional Riot 4:49
3. The Letter (A. Asantcheeff) 2:29
4. Rest Assured (A. Asantcheeff) 4:04
5. L’Artiste 3:47
6. For You (A. Asantcheeff) 4:03
7. It‘s A Girl 3:06
8. The Call (A. de Casanove) 4:25
9. Baboushka 0:22
10. Petite Pomme (Asantcheeff & L. Tavano) 3:55
11. All Together 4:10
12. Afro Blue [Bali Hues] (M. Santamaria / O. Brown Jr.) 5:13
13. Through A Nightmare 5:30
Music & lyrics by Alexey Asantcheeff & Lou Tavano, unless otherwise noted
All songs arranged by Alexey Asantcheeff, except “The Letter” by the whole band, “Afro Blue” by
Alexey Asantcheeff and Lou Tavano, and “The Call” by Arno de Casanove
Recorded at Studio de Meudon, July 2015
メンバー：Lou Tavano(vocals), Alexey Asantcheeff (piano, spoken word in Russian), Arno de Casanove(trumpet, flugelhorn),
Maxime Berton (soprano & tenor saxophones, bass clarinet, alto flute), Alexandre Perrot( acoustic bass), Ariel Tessier (drums)
Background vocals and percussions performed by Lou Tavano & her musicians
★パリのジャズ・シーンで話題を呼ぶ新星ヴォーカリストがACTから放つデビュー作
★ロック・ドラマーの父親から生まれたルー・タヴァノは、子供時代にクラシック・ピアノに親しんで育ち、後に歌手を目指すことになります。現在29 歳のタヴァノは20歳の時に、ピアニストのアレクセイ・アサンチーフとの運命的な出会いによって、進路を決定。タヴァノが歌うデューク・エリントンの名曲「サテン・ドール」を聴いたアサンチーフは、「この声は世界へ届けるべきだ」と直感したそうです。コラボレーションをスタートさせた二人は、シャンソン、フォーク、バリ島の音楽等々を吸収しながら、彼らのジャズを追求してきました。
★全13曲はほとんどがアサンチーフの単独か二人の共作によるもので、10年近い共演関係の成果が収められています。タヴァノはジャック・ブレルやトレイシー・チャップマンとの共通性が指摘されますが、最も大きな影響を受けたのはジョニ・ミッチェルだと思われます。フォーキーな歌唱を多重録音したM-1「クワイエット・エンライトンメント」や、愁いを帯びたM-2「エモーショナル・ライオット」に聴ける歌声は、ジョニの遺伝子を自然な形で身につけた、と言えるもの。独自のアレンジを加えたM-12「アフロ・ブルー」はタヴァノの別のキャラクターを反映した興味深い仕上がりです。
★トランペット＋サックスの2 管クインテットが好ましくタヴァノをサポート。定評のあるACTのヴォーカル・ラインアップに、また1枚加わった魅惑作です。
