エスビョルン・スヴェンソン･トリオのベーシスト
ダン・ベルグルンドによるグループ”Tonbruket”久々の作品
スウェディッシュ･グラミー常連グループの今
Tonbruket / Forevergreens
1. Intro (Tonbruket) 0:33
2. Mano Sinistra (Johan Lindström & Tonbruket) 7:07
3. Sinkadus (Dan Berglund, Johan Lindström & Tonbruket) 6:24
4. Tarantella (Johan Lindström & Tonbruket) 6:22
5. Music For The Sun King (Johan Lindström & Tonbruket) 5:43
6. The Missing (Andreas Werliin, Martin Hederos & Tonbruket) 4:47
7. Frösön (Martin Hederos & Tonbruket) 4:22
8. Linton (Tonbruket) 5:51
9. First Flight Of A Newbird (Johan Lindström & Tonbruket) 4:48
10. Passage Europa (Johan Lindström & Tonbruket) 1:13
11. Polka Oblivion (Johan Lindström & Tonbruket) 5:18
Recorded by Åke Linton at Clouds Hill Recordings, Hamburg, Aug. 25 - 29, 2015
Mixed by Janne Hansson & Tonbruket at Atlantis Studio in Stockholm
メンバー：
Tonbruket are:
Dan Berglund (double bass), Johan Lindström (guitar, pedal steel, keyboards),
Martin Hederos (piano, synthesizers, violin),Andreas Werliin (drums),
Guests: Ane Brun (spoken words =M01, voice =M03), Per Texas Johansson (bass clarinet),
Anna Högberg baritone saxophone), Martin Holm (tenor saxophone=M11)
★スウェディッシュ・ベーシスト、ダン・ベルグルンドが率いるカルテットが心機一転で取り組んだ第4弾
★e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン･トリオ)の一員として2000年代に世界を席巻。その勢いの最中の2008年、リーダー、エスビョルン・スヴェンソンの突然の逝去によって、トリオは終焉を迎えます。ベーシスト、ダン・ベルグルンドは、しかし苦境からいち早く立ち上がるべく、そのわずか4ヵ月後にはACT初リーダー作『Tonbruket』を制作しました。e.s.t.とは異なる音楽性の同作は、母国のグラミー賞で《最優秀ジャズ・アルバム》を受賞し、新たな自身の道を切り開くことに成功したのです。
★以降、同作をグループ名に冠して『Dig It To The End』(2010年)、『Nubium Swimtrip』(2013年)と、3作連続でスウェディッシュ・グラミーの栄誉に輝いています。
★各メンバーが別のプロジェクトで多忙のため、本ユニットは前作のツアー後に活動を休止。それが良いリフレッシュとなって、本作に取り組めたとのことです。デビュー作から不動のメンバーによる演奏は、キーボード、シンセサイザーの電気楽器とラウドなロック・ビートを大胆に取り入れた、既成概念を打ち破るサウンドによって、リスナーの音楽体験を揺さぶります。
★現地では「インストゥルメンタル・ロック」「アヴァンギャルド・フォーク」と称されるトンブルケットの音楽は、“e.s.t.ロス”に陥っているファンへの新たな指針になることでしょう。
