スウェーデンが誇るギタリスト, ウルフ・ワケーニウス
新作は実息エリックとのアコースティック・ギター・デュオ
オリジナル&スウェディッシュのトラッド+ 注目のカバー曲
父ウルフへの思いがこめられたキャット・スティーヴンスの名曲-
“Father and Son”のエリックのヴォーカルも感動的!
- アーティスト:Ulf (Wakenius) & Eric Wakenius
- レーベル:ACT MUSIC
- 品番:ACT-9843
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
スウェーデンが誇るギタリスト, ウルフ・ワケーニウス
新作は実息エリックとのアコースティック・ギター・デュオ
オリジナル&スウェディッシュのトラッド+ 注目のカバー曲
父ウルフへの思いがこめられたキャット・スティーヴンスの名曲-
“Father and Son”のエリックのヴォーカルも感動的!
Ulf (Wakenius) & Eric Wakenius / Father And Son
1 Intro: Birdland [excerpt] (Joe Zawinul) 1:09
2 Irish Vagabond (Ulf Wakenius) 6:10
3 Meine schöne Heimat / Vem kan segla förutan vind (traditional) 2:55
4 Mistral (Ulf Wakenius) 5:24
5 Once Upon A Time In America (Ennio Morricone) 3:08
6 Paco's Delight (Ulf Wakenius) 3:37
7 Scarborough Fair (traditional) 2:06
8 Dodge The Dodo / When God Created The Coffeebreak
(Esbjörn Svensson, Dan Berglund & Magnus Öström) 3:53
9 Eleanor Rigby (John Lennon & Paul McCartney) 4:55
10 Father And Son (Cat Stevens: Yusuf Islam) 4:23
11 Birdland (Joe Zawinul) 6:44
Bonus Track:
12 Help The Poor (Charles Singleton) 5:44
Recorded by Lars Nilsson at Nilento Studios, Kållered (Gothenburg), September 3, 2016
メンバー:Ulf Wakenius (g), Eric Wakenius (g & vo=M10) Produced by Ulf Wakenius
★スウェーデンが世界に誇るトップ・ギタリストの“父子プロジェクト”が遂に完成させたデビュー作。
★1997~2007年に巨匠オスカー・ピーターソンのレギュラー・ギタリストを務めて、その実力を世界中にとどろかせたウルフ・ワケーニウス。ACTではキース・ジャレットのソングブックやソロ・ギター作、フラメンコ・ギターのヘラルド・ヌニェスとのデュオなど、毎回アルバム・コンセプトや人選にアイディアを凝らしてきました。
★そんなウルフの新作は実息エリックとのアコースティック・ギター・デュオです。エリックはウルフの2007年録音作『ラヴ・イズ・リアル』に1曲だけゲスト出演し、2011年録音作『ヴァガボンド』には全面参加してタイトル曲をウルフと共作。また2011年からは“ファザー&サン”のデュオ・プロジェクトを始動させて、世界各地でライヴ活動を継続しています。
★約5年間のライヴ実績を踏まえた二人は、スウェーデン・イェーテボリの名工房として知られるニレント・スタジオで、本作を録音。ウルフのオリジナル3曲とトラディショナル・ナンバーにスウェディッシュの独自性が表れているのはもちろんですが、注目すべきは多彩なカヴァー曲です。アルバム全体をウェザー・リポートの人気曲「バードランド」の抜粋版M-1と完全版M-11で挟んだ構成がユニーク。サイモン&ガーファンクルのM-7「スカボロー・フェア」、ビートルズのM-9「エリナー・リグビー」、エリックが歌うキャット・スティーヴンスのM-10「ファザー・アンド・サン」といった選曲からは、ウルフが10代までに好んで聴いたナンバーを演奏することによって、若き日の自分自身へのトリビュートとエリックへのレガシー伝承を意図したことが想像できます。
★アルバムのハイライトはe.s.t.のレパートリーからのM-8。印象的なイントロの「ドッジ・ザ・ドド」はウルフのe.s.t.曲集『ラヴ・イズ・リアル』と、ウルフ参加作『ジャズ・アット・ベルリン・フィルハーモニックV』に続く再々演になりますが、静かなムードの「ホエン・ゴッド・クリエイテッド・ザ・コーヒーブレイク」とのメドレーにすることによって、新鮮なサウンドに仕上がっています。
★B.B.キングが歌い、エリック・クラプトンも好んだボーナス・トラックのM-12「ヘルプ・ザ・プアー」まで、父と息子ならではの、息の合った心温まる演奏が魅力的な作品です。