ケンプ&ミルシテイン、1956年モントルー音楽祭ライヴ

ケンプとミルシテイン、2日違いで残された貴重な記録
モントルー音楽祭の熱気あふれる名演が復活

  • アーティスト:ヴィルヘルム・ケンプ、ナタン・ミルシテイン
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALT-518
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:国内プレス

TRACK LIST

ケンプ&ミルシテイン、1956年モントルー音楽祭ライヴ

①ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58 (カデンツァ:ヴィルヘルム・ケンプ)
②ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53

①ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
②ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
パウル・クレツキ(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
モントルー音楽祭でのライヴ録音:①1956年9月12日、②1956年9月14日(モノラル)
★しばらく入手困難が続いていた1956年のモントルー音楽祭のライヴ音源をALTUSが復刻。この年は豪華にも2日違いでケンプとミルシテインが登場し、協奏曲を披露していました。オーケストラはどちらもケルン・ギュルツェニヒ管で、指揮者はカイルベルトとクレツキ。指揮者・独奏者の組み合わせで変わる雰囲気の聴き比べもおもしろい、ライヴの熱気をたたえた2つの名演奏です。
★「ケンプの弾くベートーヴェンの第4協奏曲。言うまでもなく、全体の解釈は冒頭のソロに集約されている。ここをケンプは柔軟で落ち着いた表情で歌い始める。その後も古典的な均整美をきちんと保持しつつ打鍵しているのだが、意外に大胆であり、工夫が凝らされているところが散見されるのに驚いてしまった」「ミルシテインのドヴォルザークは妖気が色濃く漂う、まことに吸引力の強い演奏である。特に両端楽章のリズムの切れ味と自在な表情は、さすがとしか言いようがない。最も流麗で鮮やかな色彩による演奏である。第2楽章はジプシー・ヴァイオリンのような粘り気と、むせかえるような妖艶な音色がこれでもかと迫ってくる」(平林直哉氏の解説より)
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