シューベルト:交響曲第3番、ブラームス:交響曲第1番

率直さの中に深い地味を湛えた、
良き時代のドイツの名録音。いぶし銀の味。

  • アーティスト:ローター・ツァグロゼク、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALTLP-149/50
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:¥15,400 (税込)
  • 形態:2LP
  • その他の製品情報:国内プレス 完全限定生産盤 ステレオ
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

[LP1]
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調 D. 200(A 面:第1・2楽章、B 面:第3・4楽章)
[LP2]
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68(A 面:第1・2楽章、B 面:第3・4楽章)

ローター・ツァグロゼク(指揮)
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
録音:[LP1]2008年3月7・8日、[LP2]2010年2月25-27日/ベルリン、コンツェルトハウス
★先にCDでリリースされたツァグロゼク指揮のライヴ録音を初LP化。LP用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP化しております。もともととても良い音質の録音でしたが、アナログになるとまた一味もふた味も違う趣になっていて興味深い仕上がりです。
★いわゆる「実力派」というのか、ローター・ツァグロゼク(1942年生)という人は、その活躍と実績にもかかわらず、何となく「渋い」イメージから抜け切れないようだが、ベルリン・コンツェルトハウス管の首席指揮者時代に演奏したこの曲を聴いてみれば、上滑りな華麗さもない、持って回った劇的な誇張もない、気取らぬ率直さの中に深い滋味を堪えたその芸風の良さが、はっきりと感じ取れるのではなかろうか。旧東独のベルリン響の流れを引くこの楽団は、いかにも良き時代のドイツのオーケストラといったカラーをその音色ににじませるものだが、この録音は見事にそれを伝えている。(音楽評論家・東条碩夫)
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