C.P.E. バッハ:チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170(H.432)

C.P.E.バッハ生誕300 年
―「彼は父であり、我々はその子供である。」(W.A.モーツァルト)―
ガイヤールの魅惑の音色で聴く かくも熱き疾風怒濤の協奏曲!

  • アーティスト:オフェリー・ガイヤール
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-080
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:72:00:00

TRACK LIST

C.P.E. バッハ(1714-1788):
①チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170(H.432)
②シンフォニア第5番 ロ短調 Wq.182(H.661)
③チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172(H.439)
④トリオ・ソナタ「多血質と憂鬱質(Sanguineus& Melancholicus)」(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)ハ短調 Wq.161 (H.579)

オフェリー・ガイヤール(チェロ[使用楽器:フランチェスコ・ゴフリラー(1737)]、指揮、通奏低音)
フランチェスコ・コルティ(フォルテピアノ)[使用楽器:①‐③ Johann Andreas Stein(1785) /④ Franz Baumbach(Vienne,1790)]
④ティボー・ノアリ(ヴァイオリン)
プルチネッラ・オーケストラ
録音:2013年9月17-19日、12月19日/パリ、ボン・セクール教会
★潤いを湛えたセンシティヴな音色と、親しい告白のような風合いが人気の女性チェロ奏者、オフェリー・ガイヤール。待望の新譜は生誕300周年アニヴァーサリーの作曲家、C.P.E.バッハです。イ短調の協奏曲では、C.P.E.バッハ特有の起伏に富んだ旋律と疾風怒濤の強弱の変化が爆発しており、それでいてセンシティヴな音色と独白のような、思わずはっとさせられる表情はそのまま。オーケストラとの熱を帯びた、しかし非常に緊密な対話も聴きものの出来栄えです。第1楽章のカデンツァの迫力と熱さはロマン派の名協奏曲をもしのぐかもしれません!他に収録されているシンフォニアの快活なリズムと通奏低音の刻みは愉悦の極み。チェロ協奏曲の明るい雰囲気も楽しく、最後のトリオ・ソナタはミンコフスキのオーケストラでコンサート・マスターを務めるティボー・ノアリがヴァイオリンを担当。ガイヤールの通低とともにセンスの光る演奏です。聴き手の耳と心の襞にピタッと吸いつくような音色の録音も見事です。
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