ヨーロッパの歴史上もっとも長く存在していたフォブルドン
- アーティスト:アンサンブル・ジル・バンショワ
- レーベル:APARTE
- 品番:AP-097
- ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
- 価格:オープン価格
- 形態:2CD
ヨーロッパの歴史上もっとも長く存在していたフォブルドン
失われたポリフォニー~フランスのフォブルドン、16~19世紀
[CD1]16世紀~17世紀のポリフォニー音楽
1. Ave consurgens aurora (versus)
2. Lumen ad revelationem (antienne) & Nunc dimittis (cantique de Simeon)
3. Credo in unum Deum
4. Mater regis angelorum (versus)
5. Nunc dimittis / Ayn apolis / Magnum nomen Domini (cantique de Simeon)
6. Litaniae B. Mariae Virginis (Litanies)
7. Miserere (詩篇50)
8. Creator omnium (versus)
9. クローダン・ド・セルミジ(1490-1562) Magnificat(第6旋法)
10. Laudate pueri (詩篇112)
11. ジャン・ド・ブルノンヴィル(1585-1632):Ave regina cœlorum (antienne)
12. In exitu Israel (詩篇113)
13. Laudate Dominum du 3e ton(詩篇116)
14. シャルパンティエ(1643-1704):深き淵より(詩篇129)
[CD2]18~19世紀のポリフォニー
1. Pange lingua (賛歌)
2. Dixit Dominus (詩篇109)
3. Ave maris stella (賛歌)
4. Alleluia, O filii et filiæ
5. Ave maris stella (賛歌)
6. Kyrie de la Messe des morts
7. Dies iræ (セクエンツィア)
8. Omne quod dat mihi (antienne) & Magnificat(第7旋法)
9. フランソワ=ルイ・ペルヌ(1772-1832):Kyrie de la messe des solennels mineurs
10. アヴェ・ヴェルム・コルプス(セクエンツィア)
11. Ut queant laxis (賛歌)
12. Inviolata (セクエンツィア)
13. アロイス・クン(1832-1895) Adoremus in æternum (antienne)
アンサンブル・ジル・バンショワ
ドミニク・ヴェラール(指揮)
トゥールーズ聖歌隊
録音:2012年4月
★中世から19世紀にかけて、ヨーロッパでは多彩な多声音楽が存在していました。それらは何声から成るか、即興かどうか、さらには記譜法など実に様々なタイプの音楽が存在していました。そんな中、ヨーロッパの教会の歴史の中でもっとも長く存在していたのがフォブルドン。フォブルドンとは、3声部から成る曲を作曲する際、上声部(原則として聖歌の旋律にもとづく)と下声部(テノール)だけが記譜され、中間声部は上声部の完全4度下を演奏するもので、1960年代の第2バチカン公会議で決定された、ミサの中でラテン語を使用しないという決定が為されるまで、このフォブルドンで音楽は演奏されていました。このフォブルドンを研究しているドミニク・ヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワが、何千もの楽譜の中から選りすぐった作品をおさめたのがこの2枚組。ヨーロッパ中の教会で長きにわたって歌い継がれてきた多声の聖歌が鮮やかによみがえりました。
アンサンブル・ジル・バンショワ
EVCD-089
アンサンブル・ジル・バンショワ、ドミニク・ヴェラール
EVCD-065
アンサンブル・ジル・バンショワ
EVCD-060
アンサンブル・ジル・バンショワ
EVCD-023
アンサンブル・ジル・バンショワ
AP-097
アンサンブル・ジル・バンショワ
EVCD-009