スカルラッティ:ソナタ集

これは面白い!スカルラッティをオリジナルとロマン派解釈両面から

  • アーティスト:ジュリオ・ビドー
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-283
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 収録時間:CD1:72'00 CD2:79'00

TRACK LIST

スカルラッティ:ソナタ集

Disc1
クリティカル・エディションより
①ト長調K.13/②ト長調K.523/③ト短調K.8/④ト短調K.450/⑤ト長調K.259/⑥ニ長調K.29/⑦ニ長調K.96/⑧ロ短調K.173/⑨ロ短調K.377/⑩ヘ短調K.69/⑪ヘ短調K.387/⑫ト短調K.31/⑬ニ短調K.434/⑭ニ短調K.444/⑮ヘ長調K.446/⑯ヘ長調K.525
Disc2
ハンス・フォン・ビューロー編纂版
①組曲ト長調【前奏曲(アレッサンドロ・スカルラッティ作)/トッカータK.13/サラバンドK.8/ブルレスカK.450/メヌエットK.259/ジグK.523】
②組曲ヘ短調【ソナタK.31/フーガ(アレッサンドロ・スカルラッティ作)/クーラントK.69/カプリッチョK.446/シチリアーノK.446/スケルツォK.525】
③組曲ニ長調【ソナタK.29/クーラントK.434/カプリッチョK.444/ブーレK.377/ガヴォットK.173/ジグK.96】

ジュリオ・ビッダウ(ピアノ)
録音:2020年6月、11月/サル・コロンヌ
★evidenceレーベルからレスピーギ自身の4手編曲による「ローマの噴水」や「ローマの松」をリリースして注目されたジュリオ・ビッダウ。1985年イタリアのサルディニア島出身で、パリのエコール・ノルマルでルイサダに師事、その後もチッコリーニから個人レッスンを受けました。
★学究的な一面も持つビッダウは、スカルラッティのソナタを題材に興味深い試みをしています。2枚組の最初の1枚目にはエミリア・ファディーニの校訂によるクリティカル・エディションから選んだ16曲を極めて厳格に再現。とはいっても堅苦しいものではなく、イタリア的な歌ごころとリズムが心地よい名演となっています。
★一方2枚目はハンス・フォン・ビューローが19世紀に編纂したロマン派的解釈による同じ曲を対比。ビューローは聴きやすく調性をあわせて組曲に仕立てていますが、編纂というよりも明らかな編曲で、リストやワーグナーの美学が反映されたような内容となっています。ビッダウは解釈や奏法をがらりと変え、濃厚な感情を聴かせます。ロマン派と現代の古楽解釈の違いを耳で学べます。
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