ナポリ!

思わず踊りだしたくなるような
湧き出すリズム、音楽
人気チェロ奏者、ガイヤールによる
「ナポリのバロック」!

  • アーティスト:オフェリー・ガイヤール、プルチネッラ・オーケストラ
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-326
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

ナポリ!

[CD1]
・ディエゴ・オルティス:「ラ・フォリア」に関する8番目と4番目のリチェルカーダ
・ニコラ・マッテイス:プレリュード(ヴァイオリンのためのアリア集第2巻より)、スカラムッチャ(ヴァイオリンのためのアリア集第1巻より) 
・アンドレア・ファルコニエーリ:La suave melodia & su corrente(カンツォーネ集第1巻)
・A.スカルラッティ:チェロ・ソナタ第1番 ニ短調
・ドメニコ・ナタレ・サッロ:“Saprò ben con tanto piangere” (San Ermenegildo)(涙を流して私は知るだろう)(世界初録音)*
・ニコラ・フィオレンツァ:チェロ協奏曲第1番 ヘ長調
・ジュゼッペ・ボンノ:Non turbar quand’io mi lagno”(悲しむ私を惑わせないでください)**
・エマヌエーレ・バルベッラ:アルレッキーノ、アルレッキネッサ、ロゼッタとプルチネッラ・ソナタ(世界初録音)
・タランテラ「ラ・ヴァルブレッラ(傘)」(作曲者不詳)
[CD2]
・アンドレア・ファルコニエーリ:セニョーラ・ドーラのフォリア
・ニコラ・マッテイス:もう一つのサラバンド(ヴァイオリンのためのアリア集第1巻より)、ジーグ(ヴァイオリンのためのアリア集第1巻より)
・フランチェスコ・コルセッリ:聖木曜日の第2の哀歌*
・フランチェスコ・ドゥランテ:協奏曲第2番 ト短調
・フランチェスコ・アルボレア(フランチスケッロ):チェロ・ソナタ第1番 ニ長調
・レオナルド・レオ:チェロ協奏曲 ニ短調 L.60
・ニコラ・ポルポラ:“Tu spietato, non farai”(冷酷なあなたはしないだろう)**
・サルヴァトーレ・ランゼッティ:チェロ・ソナタ第7番 ト長調 op.1
・ポルポラ:”Fiero il ciel balena intomo”(誇らしげに空が渦を巻く)(テミストーデ)(世界初録音)***
・ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ:ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調)
・ニコラ・ポルポラ:”Se morrai per me”(私のために死ぬなら)***
・マッテイス:アリア・マリンコニカ(ヴァイオリンのためのアリア集 第1集より)、ジーグ(ヴァイオリンのためのアリア集 第1集より)

オフェリー・ガイヤール(チェロ/1737年製ゴフリラー、ピッコロチェロ/オランダ製、製作者不明)
*サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
**マリーナ・ヴィオッティ(メゾ・ソプラノ)
***ルアン・ゴエス(カウンターテナー)
プルチネッラ・オーケストラ
録音:2023年5月15-17日
★センシティヴな音色と表現、そして凝ったプログラムでいつも聞き手を幸せにしてくれるガイヤール。今回彼女が取り上げたのはバロックのナポリ。タンバリンの軽やかにしてエキゾチズムも感じさせる音色に続いて、ガイヤールが縦横無尽にラ・フォリアを奏でるというディスク冒頭から一挙に世界に引き込まれます。
★これまでにも「ロンドンの夜」(AP 274)やマドリードを舞台にした「ボッケリーニ作品集」(AP 194)など、ひとつの町をテーマにしたアルバムを発表してきたガイヤール。「チェロという楽器の隆盛を理解するうえで避けて通れない町」ナポリを取り上げました。18世紀後半のナポリでは街角でナポリの民謡が歌われ、その傍らにはマンドリンやヴァイオリン、そして打楽器が伴奏しているという風景がよく見られたようです。ガイヤールもこの雰囲気を再現したいと考え、音楽学者にも協力をあおぎながらプログラムを組んだということです。タランテラやラ・フォリアのフォークロアの味わいあり、そして当時のヴァイオリン奏者だったニコラ・ヴィオレンツァによる超絶技巧の協奏曲あり、とヴァラエティにとんだ内容です。今回もピオーを始めたとした声楽陣もゲストに迎え、バロック時代のナポリの町に迷い込んだような楽しい気分になれるアルバムとなっています。ガイヤールのチェロの音色がますます磨き上げられいることにも感じ入る演奏です。

トレイラーはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=mpUUswoh9Us
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