ホセ・デ・ネブラ:ヴィーナスとアドニス

ホセ・デ・ネブラのオペラ 世界初録音!

  • アーティスト:アルベルト・ミゲレス・ロウコ、ロス・エレメントス
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-373
  • ジャンル: ジャンル クラシック 歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • 入荷予定時期:2025年1月上旬

TRACK LIST

ホセ・デ・ネブラ:ヴィーナスとアドニス

ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):ヴィーナスとアドニス
【1729年/メロドラマ/ホセ・デ・カニサレス台本】
世界初録音

ロス・エレメントス
アルベルト・ミゲレス・ロウコ(指揮、チェンバロ)
クラウディオ・ラド(コンサート・マスター)
パオラ・ヴァレンチナ・モリナーリ(ヴィーナス)
ナタリー・ペレス(アドニス)
録音:2023年11月10-16日、スイス
★ホセ・デ・ネブラは、18世紀スペイン・オペラの第一人者であり、フランス・オペラにとってのラモーのような存在です。彼の牧歌的メロドラマ「ヴィーナスとアドニス」が、初演から約300年の時を経て、世界初録音されました。1702年に生まれたホセ・デ・ネブラは、マドリードの王立礼拝堂などのオルガン奏者として多忙なキャリアを積んだ後、王立礼拝堂の副主任として宗教音楽に専念し、ブラガンツァ家のバルバラ王妃のためのレクイエムなどの傑作を残しました。歴史的にも芸術的にも重要な人物であったにもかかわらず、現在その作品が取り上げられることはまだまだ少ないといえるでしょう。ホセ・デ・ネブラのスペシャリストであるロウコは作品を綿密に検討・再構成し、その作品の素晴らしさと、まだあまり知られていないスペイン・バロック特有の高揚感を再発見させてくれます。女性だけで歌われる「ヴィーナスとアドニス」は、一幕もので、ファンダンゴやサランベケといったスペイン舞踊を取り入れつつ、レチタティーヴォ、アリア、デュエット、合唱が組み合わされています。カスタネットも登場し、サルスエラからの引用も多いこの作品は、スペイン・ミュージカル・シアターの進化における重要な段階を示すものです。アドニス(ナタリー・ペレス)の別れのアリアは繊細にして感動的です。
★アルベルト・ミゲレス・ロウコは1994年ア・コルーニャ生まれ。カウンターテナー歌手、指揮者。歌手としてはヤーコプスやクリスティ指揮の舞台に出演。2020年からジャルスキのヴォイス・アカデミーのメンバー。通奏低音をフランチェスコ・コルティに学び、2018年、自身のアンサンブル、ロス・エレメントスを設立。
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