①アンナ・クライン(1980-):「Rest These Hands」(2009/2014チェロ版)
②シベリウス(1865-1957):主題と変奏~チェロのための(1887)
③藤倉大(1977-):「Eternal Escape」~チェロのための(2001/2006)
④ラウタヴァーラ(1928-2016):無伴奏ソナタ(1969)
⑤ヨハン・ウレーン(1972-):「The Dark Triad Psychological Tango Traits」(2017)
カティ・ライチネン(チェロ)
セッション録音:2018年3月、10月/ギレスタ教会(スウェーデン)
プロデューサー&録音:インゴ・ペトリー(Take5 Music Production)
★フィンランド出身のチェロ奏者カティ・ライチネンが5人の作曲家の無伴奏チェロ作品を録音しました。1980年生まれのイギリスの女性作曲家アンナ・クラインは現在最も注目されている現代作曲家で、リッカルド・ムーティがシカゴ交響楽団との演奏会で彼女の作品を取り上げるなど、近年ますます評価を上げています。ここに収録した「Rest These Hands」は2009年にヴァイオリンのために作曲された作品を2014年にチェロ版として発表された無伴奏作品。エキゾチックな旋律と重音の持続音が何ともいえないインパクトがあります。この他、シベリウスの主題と変奏、世界的に活躍する日本人作曲家、藤倉大の「EternalEscape」、ラウタヴァーラの無伴奏ソナタ、そしてカティ・ライチネンに捧げられたヨハン・ウレーンの「The Dark Triad Psychological Tango Traits」が収録されております。それぞれの作曲家の個性を示した注目の無伴奏チェロ作品集です!