★指揮者柳澤寿男が2007年に設立したバルカン室内管弦楽団がドヴォルザークとチャイコフスキーの弦楽セレナードを録音しました。柳澤寿男はバルカンの民族共栄を願って当団を設立。同年「ニューズウィーク日本版・世界が尊敬する日本人100」に選出されております。度々来日公演も行っており結成から10数年以上たった現在もさらなる活躍が期待されます。
★ドヴォルザークの弦楽セレナードはわずか11日間で書かれ、1876年に初演され大成功を収めた作品。一方、第1楽章冒頭があまりにも有名なチャイコフスキーの弦楽セレナードは、チャイコフスキーの親友でチェリストのK.K.アルブレヒトに捧げられた作品。両作品とも作曲者の個性をあらわした情熱的なメロディです。柳澤寿男率いるバルカン室内管弦楽団が思いを込めて演奏しております。
★演奏の素晴らしさに加えて、アウディーテの社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目。弦楽オーケストラの音色の美しさを十分にとらえた軽井沢の大賀ホールにおけるセッション録音です。