サン=サーンス:ピアノ五重奏曲、弦楽四重奏曲第1番

まるで協奏曲。
イタリア期待のクレモナ四重奏団がサン=サーンスの難曲に挑む!

  • アーティスト:クレモナ四重奏団
  • レーベル:AUDITE
  • 品番:AU-97728
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:63:37

TRACK LIST

サン=サーンス:

1-4. ピアノ五重奏曲 イ短調 Op.14(ⅰ.10’23”+ⅱ.7’26”+ⅲ.4’38”+ⅳ.8’48”=31’15”)

5-8. 弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 Op.112(ⅰ.11’28”+ⅱ.5’46”+ⅲ.8’37”+ⅳ.6’24”=32’15”)


クレモナ四重奏団

【クリスティアーノ・グアルコ(第1ヴァイオリン;ニコラ・アマテジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(1776)、

パオロ・アンドレオーニ(第2ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ(1750)、

シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ;ジョアキーノ・トラッツィ(1680-1720)、

ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ;ニコラ・アマティ(1712)

①-④アンドレア・ルケシーニ(ピアノ)、③アンドレア・ルマーキ(コントラバス)

セッション録音:2016年3月29-31日/ポイリーノ(イタリア)


★今やイタリアを代表する若きクァルテット、クレモナ四重奏団。現在ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音を遂行中ですが、2016年3月の新録音ではサン=サーンスのピアノ五重奏曲と弦楽四重奏曲第1番を収録しました。

★1855年に作曲されたピアノ五重奏曲はサン=サーンスの大叔母に献呈された作品。ピアノのパートには非常に高度なテクニックを要し、まるでピアノ協奏曲のような様相を呈します。一方、1899年に作曲された弦楽四重奏曲第1番は後期の傑作のひとつでありながら実演・録音が少ない作品。第1ヴァイオリンのパートがまるで協奏曲のソリストのように活躍する難曲で、サン=サーンスらしい高音域に及ぶアルペッジョやオクターヴなど華やかな旋律が魅力的です。情熱にあふれたクレモナ四重奏団がこの2作品を煌びやかに演奏しています。

★イタリア四重奏団のファルーリ、アルバン・ベルク四重奏団のバイエルレの両氏に師事した2000年結成のクレモナ四重奏団は、イタリアの伝統受け継ぐ若手実力派で世界が注目しています。イタリアらしい明るく非常にクリアな発音が魅力の一つで、個々の音色が見事に溶け合った驚くべきアンサンブルとして現代最高の呼び声高い四重奏団といえます。なお、当団は作品に合わせて使用楽器を変えているところにも注目です。当録音では第1ヴァイオリンのグアルコが奏でる名器グァダニーニを筆頭に他のメンバーも歴史的名器を使用しております。

★ピアノのアンドレア・ルケシーニはミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールで優勝し世界的な注目を集めました。以来、シノーポリ、アバド、シャイーなどの指揮者の指名のもと数々のオーケストラと共演してきました。近年はソロ活動の一方、室内楽作品への取り組みも積極的で、ヴァイオリニスト渡辺玲子やチェリスト、マリオ・ブルネロなど、名だたる演奏者との共演を誇ります。



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