バルトーク、プロコフィエフ&イザイ:無伴奏ヴァイオリン作品集

超絶技巧で魅了!
実力派、ピーチが
無伴奏ヴァイオリン作品に挑む。

  • アーティスト:フランチスカ・ピーチ
  • レーベル:AUDITE
  • 品番:AU-97758
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:ディジパック仕様  
  • 収録時間:64:19

TRACK LIST

①バルトーク(1881-1945):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz 117(ⅰ .11’17” +ⅱ .4’38” +ⅲ .7’46” +ⅳ .6’14” =29’55”)
②プロコフィエフ(1891-1953):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115(ⅰ .4’58”+ⅱ.3’59”+ⅲ .3’53” =12’50”)
③イザイ(1858-1931):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 Op.27-2(ⅰ.2’40”+ⅱ.3’12”+ⅲ.4’41”+ⅳ.3’28”=14’01”)
④イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調「バラード」 Op.27-3(7’25”)

フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン;アントニオ・テストーレ制作(1751年製))
セッション録音:2018年7月23-25日/イエス・キリスト教会(ベルリン・ダーレム)

★auditeレーベルの看板アーティストの一人、美しきヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチが遂に無伴奏ヴァイオリン作品を録音しました。収録作品はバルトーク、プロコフィエフ、イザイで、超絶技巧で魅了する無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰に挑みました。
★1944年ユーディ・メニューインの委嘱によって作曲されたバルトークの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは全4 楽章構成(「シャコンヌのテンポで」、「フーガ」、「メロディ」、「プレスト」)の作品です。バッハへのオマージュ的な要素を感じさせる冒頭からバルトーク独特の世界に誘われます。ヴァイオリンの様々な技巧が散りばめられたこの作品は、第2楽章「フーガ」ではオクターヴのピツィカートや弦を指板と垂直に強く引っ張って離して弦を指板にぶつける、所謂“バルトーク・ピツィカート” 奏法も出てきます。バルトーク晩年の集大成とも言える無伴奏ヴァイオリン作品の最高傑作です。
★プロコフィエフの無伴奏ヴァイオリン・ソナタは元来、大人数のヴァイオリン奏者によるユニゾンのための作品で作曲されましたが、独奏ヴァイオリンで演奏されることの多いプロコフィエフ唯一の無伴奏ヴァイオリン作品です。
★ヴァイオリンの名手であったイザイの6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタはヨーゼフ・シゲティの演奏したJ.S.バッハの無伴奏ソナタに感銘を得て作曲されたイザイの代表作です。6曲それぞれに名ヴァイオリニストに捧げられ、ここに収録された第2番はジャック・ティボーに、第3番「バラード」はジョルジュ・エネスコに献呈されました。
★ピーチはこれらの作品の個性を弾き分け堂々たる演奏を聴かせてくれます。現在のピーチの充実ぶりを示した注目の録音です!演奏の素晴らしさに加えて、audite の社主にしてトーン・マイスターのルトガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音をお楽しみいただけます。

Artist

フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン)
東ドイツ生まれのフランチスカ・ピーチは5歳から父よりヴァイオリンの手ほどきを受け11歳の時にはベルリン・コーミッシェ・オーパーでデビューした逸材。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにてヴェルナー・ショルツに、ニューヨークのジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイにそれぞれ師事。またヴァイオリニストとしての個性を磨くためルッジェーロ・リッチからも薫陶を受けた。ソリストとして、ヨーロッパ各国のオーケストラと、アントニ・ヴィト、モーシェ・アツモン、ジュリア・ジョーンズ、上岡敏之、ジョージ・ハンソンなどの指揮者と共演。1998年から2002年までヴッパータール交響楽団の第1コンサート・マスターをつとめたのち、トリオ・テストーレの創設メンバーとして主要なピアノ・トリオ作品に取り組み、ブラームスのピアノ三重奏曲全集(AU 91668)をリリース。その後、デトレフ・アイシンガーとの共演でグリーグのヴァイオリン・ソナタ全集(AU 97707)、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第1&2番、5つのメロディ(AU 97722)、フランクのヴァイオリン・ソナタ(AU 97726)をリリース。また、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1&2番(AU 97733)ではじめての協奏曲録音で話題を集めた。
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