★知性派ピアニスト、アンドレア・ルケシーニによるシューベルトの後期ピアノ作品の録音集。その最終となる第3弾が登場しました。
★あらゆるピアノ作品の中でも孤高の存在ともいえるシューベルトの後期ピアノ作品。1826年作のピアノ・ソナタ第18番「幻想ソナタ」は全4楽章構成の優雅な大作。一方、最晩年1828年作のピアノ・ソナタ第19番はシューベルトの最高傑作に数えられる作品のひとつ。晩年のシューベルトの個性豊かな響きが充実した名作です。ルケシーニが一音一音全身全霊をこめて演奏しております。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、auditeレーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による高品位の録音であることも注目です。
★ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10代でミラノ・スカラ座ディーノ・チアーニ国際コンクールに優勝し世界的な注目を集め、以来シノーポリ、アバド、シャイー、ルイージなどの指揮者の指名のもと、数々のオーケストラと共演してきました。近年はソロ活動の一方、室内楽作品への取り組みも積極的で、ヴァイオリニスト渡辺玲子やチェリスト、マリオ・ブルネロなど名だたる演奏者との共演を誇り、auditeレーベルからはクレモナ弦楽四重奏団との共演でサン=サーンスのピアノ五重奏曲(KKC 5940 / AU 97728)をリリース。また、ソロの録音としてはスカルラッティとベリオ、シューベルトとヴィトマンを交互に収録したユニークなタイトル(AU 97704)、そしてシューベルトの後期ピアノ作品集 (全3集)をリリースし、精緻な演奏で高い評価を得ております。
トレイラーはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=L8PVYcqZiMc