★16世紀から17世紀にかけ、イタリア、ロンバルディア地方の都市マントヴァは独自の芸術文化を発展させました。音楽の分野ではモンテヴェルディがその代表格ですが、当時活躍した音楽家により、マントヴァの名声はヨーロッパ中に広まりました。
★当アルバムにはモンテヴェルディと同時代を生きたジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(1589-1630)、アンジェロ・ノターリ(1566-1663)、フランチェスコ・ロヴィーゴ(1541-1597)の作品を収録。リコーダー、バロック・ハープ、オルガンの作品に加えソプラノの声楽曲も収録。世界初録音の作品もあり非常に貴重なアルバムです。ボレアス・カルテット・ブレーメンのメンバーでもあるリコーダー奏者ユリア・フリッツと名手が奏でる充実の演奏です。
★この録音では聖バルバラ教会の歴史的なオルガンを使用しているのも注目。グラツィアディオ・アンテニャーティが1565年に制作したこのオルガンは芸術文化の栄えた当時を知れる貴重な有形遺産で、大修復を経て今も色あせることなく奏でられております。
トレイラーはこちら→
https://youtu.be/6EHHPHMCz5Q