★1998年と2000年生まれのドイツの兄妹によるピアノ・デュオのデビュー・アルバム。ともにインスブルック音楽院でピアノ・デュオを学び、ヨーロッパの数々のコンクールに入賞している注目株です。
★デビュー・アルバムはデュオの有名作品でなく、チャレンジ精神あふれる4作品に挑んでいます。ドビュッシーのバレエ音楽「遊戯」とバッハのコラール前奏曲に基づく7篇は1985年生まれのドイツの作曲家ヨハネス.X.シャハトナーの編曲。単なる2台版ではなく、2人の打楽器奏者を加えて色彩と表現の幅を広げています。「遊戯」でのテニスの運動性の描写もリアル。不思議なヒーリング性も漂います。バッハが300年、ドビュッシーが100年の時を超えてシャハトナーと対話しているかのようす。
★ネープ兄妹編によるモーツァルトのピアノ協奏曲第21番は第1楽章のみですが、オーケストラの序奏もすべて再現。練習用に使われる2台版とは一味異なる効果を採り入れています。また超難曲で知られるツィンマーマンの「モノローグ」も聴きもの。技巧の冴えはもちろんながら、緊張感とナイーヴさが新鮮です。
トレイラーはこちら→
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