シューベルト、ウェーベルン、マーラー

モダニズムの扉を照らした音
時代の転換期に響く3人の作曲家による和音

  • アーティスト:ケント・ナガノ、ハンブルク・フィルハーモニカー
  • レーベル:FARAO CLASSICS
  • 品番:B-108116
  • ジャンル: ジャンル クラシック 管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:57:22

TRACK LIST

シューベルト、ウェーベルン、マーラー

(1)シューベルト:弦楽四重奏曲 ニ短調 『死と乙女』 D810(マーラー編・弦楽オーケストラ版)
(2)ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章(1905)
(3)シューベルト:6つのドイツ舞曲 D820(ウェーベルン編・管弦楽版)

ケント・ナガノ(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニカー
録音:2021年/(1)(3)エルプフィルハーモニー、(2)ライスハレ小ホール
★ハンブルク州立歌劇場のオーケストラ「ハンブルク・フィルハーモニカー」と、音楽監督ケント・ナガノによる待望の交響作品録音。ロマン派とモダニズムの分岐点に位置する刺激的な瞬間に着目した内容で、マーラーとウェーベルンがそれぞれ編曲したシューベルト作品にウェーベルン初期のロマンティックな弦楽四重奏曲を組み合わせた技ありのプログラムとなっています。弦楽四重奏もオーケストラの奏者が演奏。
★編成を拡大された編曲版で聴くと、シューベルトがいかに時代を先取りした先進的な音楽を書いていたのかがよく分かります。それに対し、ウェーベルンは初期の作品においてあきらかにロマン派の伝統の上に立っているというのも面白い歴史のバランスです。
★「シューベルト・マーラー・ウェーベルン」、それは音楽史の重要な部分で構成された三和音である。このプログラムで私たちは、作品が互いに織り成す綾を、虫眼鏡で見るように拡大して体験することができる。後期ロマン派の時代から近代の入り口に向かって放たれる光だ。(ケント・ナガノ)
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