「音楽そのものの魔術性」を「送信」することをイメージして制作されたアルバム
- アーティスト:トリオ・アリストス
- レーベル:BIS
- 品番:BIS-2269
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:CD
- 収録時間:78:49
「音楽そのものの魔術性」を「送信」することをイメージして制作されたアルバム
『ノルドセンディング』-弦楽三重奏と二重奏のための作品集
・ベント・サーアンセン(1958–):ゴンドラ(2010)~ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための/ワルツを踊るゴンドラ/夢見るゴンドラ/花のドレスを着たゴンドラ/愛のゴンドラ/不吉なゴンドラ
・ペア・ヌアゴー(1932–):ストリングズ(2010)~ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
・カイヤ・サーリアホ(1952–):雲のトリオ(2009)~ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
・ペア・ヌアゴー(1932–):チャンプアン - 川の出会うところ(1992)~ヴァイオリンとチェロのための6つの楽章
・ヘンリク・ヘルステニウス(1963–):裂け目(2014)~ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
・ペア・ヌアゴー(1932–):田園詩(『バベットの晩餐会』から)(1988)~ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
トリオ・アリストス【シモン・クジェソヴィエツ(ヴァイオリン)、アレクサンダー・ウレゴー(ヴィオラ)、ヤコブ・クルベア(チェロ)】
録音:2009年12月(ストリングズ)、2010年3月(田園詩)、2012年6月(チャンプアン)、2013年1月(ゴンドラ)、
2013年6月(雲のトリオ)、2014年3月(裂け目)/カロル・シマノフスキ・コンサートホール(カトヴィツェ、ポーランド)
★「中世の後期から近世のノルウェー南部の人々は、北極圏から送られてくる呪術攻撃に『ノルドセンディング』の名を与えた。『北からの送信』」。トリオ・アリストスのアルバム『ノルドセンディング』は、「音楽そのものの魔術性」を「送信」することをイメージして制作され、トリオのメンバーと縁の深い北欧の作曲家4人の作曲した6つの作品によるプログラムが組まれました。デンマークの作曲家、独創的な音風景で知られるサーアンセンの《ゴンドラ》。ペア・ヌアゴーは3曲。《ストリングズ》、インドネシア、バリ島の渓谷と曲名に採った《チャンプアン - 川の出会うところ》、ゲーブリエル・アクセル(ガブリエル・アクセル)監督の映画『バベットの晩餐会』の音楽のために彼が書いたフィルムスコアから短く抒情的な〈田園詩〉。フィンランドのサーリアホの《雲のトリオ》は、彼女がフランス・アルプスの高地で作曲したという音楽です。ノルウェーのヘルステニウスの《裂け目》は、彼が1990年代に手がけ『時の跡』の総合タイトルを与えた一連の作品のひとつに「即興」の性格を与え、改作した作品。トリオ・アリストスは、2005年、ペア・ヌアゴー作品の録音をきっかけに創設されました。ポーランドのヴァイオリニスト、シモン・クジェソヴィエツ(1974–)、王立デンマーク管弦楽団のヴィオラ奏者アレクサンダー・ウレゴー、デンマークのチェリストで Open Strings Academy の芸術監督を務めるヤコブ・クルベア(1976–)。デンマーク放送をはじめとするコペンハーゲンの主要な施設のアンサンブル・イン・レジデンスを務め、ヨーロッパ各地のフェスティヴァルに参加しています。