J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.54

  • アーティスト:バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2021
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid

TRACK LIST

J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.54

①第100番「神なしたもう御業こそいと善けれ」BWV100
②第14番「神もしこの時われらと共にいまさずば」BWV14
③第197番「神はわれらの確き望みなり」BWV197
④「いと高き神に栄光あれ」BWV197a[断片]

ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)

鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン
録音:2012年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
★SACDハイブリッド盤。バッハ・コレギウム・ジャパンによるカンタータ集もいよいよ大詰めの第54集が登場です!今回は「ライプツィヒ時代1730~1740年代のカンタータ」より、第100番「神なしたもう御業こそいと善けれ」BWV100、第14番「神もしこの時われらと共にいまさずば」BWV14、第197番「神はわれらの確き望みなり」BWV197、そして、「いと高き神に栄光あれ」BWV197a[断片]が収録されております。バッハの音楽の円熟期であるライプツィヒ時代の名作をBCJの演奏でお楽しみいただけます。
★「神なしたもう御業こそいと善けれ」BWV100は三位一体後第15または第21主日用に作曲され初演は1734年頃、再演は1742年頃とされています。S.ローディがストのコラールによる3曲のカンタータ(他にBWV98、BWV99)中、最後の作品です。ティンパニとトランペットが活躍する非常に華やいだ冒頭、終曲をはさみ、美しいアリアまたは二重唱の中間諸曲で構成された全6曲の作品です。
★第14番「神もしこの時われらと共にいまさずば」BWV14は公現後第4主日用の全5曲で構成された作品で、初演は1735年とされています。ルターの同名コラールに基づくコラール・カンタータで現存するバッハの作品のうちでは、バッハが全楽章を新作した最後のカンタータと推定されています。言わばバッハのカンタータの中で、最も円熟して密度が高く、冒頭楽曲などにみられる驚嘆すべき技法の練達が示されています。
★第197番「神はわれらの確き望みなり」BWV197は1736/7年頃の作品。全2部、全10曲構成で、大規模な婚礼用のカンタータです。第6曲及び第8曲は、ピカンダーの台本によるクリスマス用カンタータ《いと高き神に栄光あれ》BWV197aからの転用が見られます。
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