なんとおしゃれな響き!
エルトン・ジョン、ジョージ・ハリソンなどの名曲をカヴァー
カタリーナのヴォーカルとスヴァンテの多彩な“チェロ”によるコラボレーション!
- アーティスト:カタリーナ・ヘンリソン、スヴァンテ・ヘンリソン
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2136
- ジャンル: ジャンル ジャズ
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:ディジパック仕様 5.0 Surround sound、マルチチャンネル
- 収録時間:50:10
なんとおしゃれな響き!
エルトン・ジョン、ジョージ・ハリソンなどの名曲をカヴァー
カタリーナのヴォーカルとスヴァンテの多彩な“チェロ”によるコラボレーション!
High, Low or In Between
1. Come Down in Time(Elton John/Bernie Taupin)
2. We Walk in a Fog(Jussi Chydenius/Eino Leino/Jaakko Mäntyjärvi)
3. Here Comes the Sun(George Harrison)
4. Green(Svante Henryson)(instrumental)
5. A Little Kindness(Katarina Henryson/Svante Henryson)
6. Eyes of a Child(Katarina Henryson/Svante Henryson)
7. The Dry Cleaner from Des Moines(Charlie Mingus/Joni Mitchell)
8. High(cello improvisation)
9. I Found the Key(Katarina Henryson)
10. So Long, Frank Lloyd Wrigh(t Paul Simon)
11. In between(cello improvisation)
12. Everybody’s Got to Learn Sometime(James Warren)
13. Kiss(Prince Rogers Nelson)
14. Low(cello improvisation)
15. Det växer från Edens tide(r Ture Gudmundsson/trad.)
16. Siv Larssons dagbok(Chega de Saudade)(Antonio Carlos Jobim/Tage Danielsson)
17. Monicas vals(Waltz for Debby)(Bill Evans/Gene Lees/Beppe Wolgers)
カタリーナ・ヘンリソン(ヴォーカル)、スヴァンテ・ヘンリソン(チェロ、チェロ編曲)
セッション録音:2014年4月/アーティペラーグ(グスタフスベリ、スウェーデン)
★SACDハイブリッド盤。このディスクは人気アカペラ・アンサンブル「リアル・グループ」のカタリーナ・ヘンリソンと、元オスロ・フィルハーモニックの首席コントラバス奏者のスヴァンテ・ヘンリソンがチェロを弾く夫婦デュオのファースト・アルバム『High, Low or In Between』です。
選曲は二人にとって大事な作品で構成されております。1999年の夏、最初の子が生まれた時にふたりで作り、デュオで演奏した最初の歌《Eyes of a Child》、テューレ・グードムンドソンが伝承の詩に曲を書いた《Det växer från Edens tider(エデンの時より育ち)》は娘の命名式、サイモン&ガーファンクルのアルバム『明日に架ける橋』の《So Long, Frank Lloyd Wright》(フランク・ロイド・ライトに捧げる歌)はスヴァンテの建築家の妹の誕生日、プリンスの《Kiss》はクラリネット奏者マルティン・フレストの結婚式、フィンランドの歌に英語歌詞がつけられた《We Walk in a Fog》は、ピアニストのローランド・ペンティネンの誕生パーティで、それぞれ演奏されました。
★ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』に収録されたジョージ・ハリソンの《Here Comes the Sun》は、「ライト・ライブリフッド賞」が太陽エネルギー研究の先駆者に授与された、スウェーデン議会で行われた授与式で歌った。「ザ・コーギス」のジェームズ・ウォーレンが作った《Everybody’ s Got to Learn Sometime》(永遠の想い)は、ノルウェーの「ヤイロ・アイスミュージック・フェスティヴァル」で演奏されました。このときスヴァンテは、ミトンを手にはめ、氷で作ったチェロを弾いたといいます。
★リアル・グループのナンバーからは、カタリーナの書いた《A Little Kindness》と《I Found the Key》。ジャズシンガーのモニカ・セッテルルンドが歌った2曲、アントニオ・カルロス・ジョビンの《Chega de Saudade》にスウェーデン語歌詞をつけた《Siv Larssons dagbok(シヴ・ラーションの日記)》とビル・エヴァンスの《Waltz for Debbie》による《Monicas Vals(モニカのワルツ)》も、リアル・グループがレパートリーにしています。エルトン・ジョンとバーニー・トーピンの『The Tumbleweed Connection(エルトン・ジョン3)』から《Come Down in Time》(遅れないでいらっしゃい)と、シンガーソングライターのジョニ・ミッチェルがアルバム『Mingus(ミンガス)』で歌った《The Dry Cleaner from Des Moines》は、お気に入りの作品として収録されました。
★スヴァンテが作曲した《Green》は、チェロのソロのための曲。スヴァンテは、プログラムの途中、《High》《In Between》《Low》を即興で演奏し、それがアルバム・タイトルに採られました。彼が弾く楽器は、フランソワ・シャノが1818年に製作したチェロ。ギターに似た形の胴体、独特の形状の糸倉とf字孔と、ユニークな楽器です。カタリーナのヴォーカルとスヴァンテの多彩な「チェロ」のコラボレーションをお楽しみ下さい。
カタリーナ&スヴァンテ・ヘンリソン(プロフィール)
カタリーナ・ヘンリソン(1964–)はストックホルム生まれ。王立音楽アカデミーで学び、1984年の創設時、リアル・グループに加わり、「アルト」を担当しています。スヴァンテ・ヘンリソン(1963–)もストックホルム生まれ。北部のウメオで育ち、ジャズとロックのベーシストとしてキャリアをスタートさせました。プラハ音楽アカデミーで学んだ後、最年少の首席コントラバス奏者としてオスロ・フィルハーモニックに入団。その後「Uターン」し、ユングヴィ・マルムステーンのヘヴィメタル・バンドにベーシストとして参加、世界をまわるツアーの間に独学でチェロを身につけました。チェロ、ベースギター、コントラバス。三つの楽器を使い分けながら、エルヴィス・コステロ、チコ・フリーマン、シェティル・ビョルンスタ、パレ・ミケルボー、アンネ・ゾフィー・フォン・オッターをはじめ、ロック、ジャズ、クラシカルの音楽家と共演し、作曲家としても知られます。