ストックホルムのファゴット…

豪華共演陣にも注目
18世紀オーケストラで演奏したファゴット奏者アグレルが奏でる
ストックホルムのファゴット室内楽曲集

  • アーティスト:ドンナ・アグレル
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2141
  • ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.0 Surround sound、マルチチャンネル
  • 収録時間:68:53

TRACK LIST

ストックホルムのファゴット…


1. フランツ・ベルワルド(1796–1868):

七重奏曲 変ロ長調~クラリネット、ホルン、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための(1817 rev.1828)

2. エドゥアール・ドゥピュイ(c.1770–1822):五重奏曲 イ短調~ファゴットと弦楽のための

3. フランツ・ベルワルド(1796–1868):四重奏曲 変ホ長調~ピアノ、クラリネット、ホルンとファゴットのための(1819)


ドンナ・アグレル(ファゴット)、ロレンツォ・コッポラ(クラリネット)、トイネス・ヴァン・デア・ツヴァルト(ホルン)、マルク・デストリュベ(ヴァイオリン)、フランク・ポールマン(ヴァイオリン)、森田芳子(ヴィオラ)、アルベルト・ブリュッヘン(チェロ)、ロベルト・フラネンベルク(コントラバス)、ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)

セッション録音:2015年1月/ドープスヘヅィンデ教会(オランダ)


★SACDハイブリッド盤。19世紀の初期にストックホルムで作曲され、ファゴットのヴィルトゥオーゾ、ドイツに生まれ19世紀のはじめからスウェーデンで活躍したフランス・プロイマイヤー(1782–1853)が演奏した室内楽作品を、1981年の創設時から18世紀オーケストラで演奏したオランダのファゴット奏者、ドンナ・アグレルと友人たちが演奏した『ストックホルムのファゴット…』。プログラムは、先進性と独創性にあふれた音楽がスウェーデンの保守的な音楽界に受け入れられず、没する前年になって王立音楽アカデミーの会員に選ばれた「風変わりなロマンティスト」フランツ・ベルワルドの作品が2曲。ベートーヴェンの変ホ長調の作品と同じクラリネット、ホルン、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスの楽器編成をとり、“プレスティッシモ” の音楽を中間部にはさむ緩徐楽章が特徴的な七重奏曲 変ロ長調。1819年に書かれ、クラリネット協奏曲や四重奏曲の作曲家としても有名なクルーセルが参加した初演のあとベルワルドが批評家と激しくやりあったという、ピアノ、クラリネット、ホルンとファゴットのための四重奏曲 変ホ長調。ジングシュピール「若さと愚かさ」の作曲者として知られ、スウェーデンとデンマークでヴァイオリニスト、歌手、作曲家として活躍したスイス生まれのエドゥアール・ドゥピュイの作品からは、ベルワルドの作品と同じくオペラのようなメロディに彩られた、ファゴットと弦楽のための五重奏曲 イ短調が演奏されます。このアルバムでアグレルは、プロイマイヤーがこよなく愛したというグレンザーの楽器に極めて近いと思われる、1820年頃製作のグレンザー・ファゴットを演奏に使用しております。ロナルド・ブラウティハム、森田芳子など豪華共演陣にも注目です。


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