英実力派キャスリン・ストットが
4人のフランス人作曲家のピアノ作品を収録!
- アーティスト:キャスリン・ストット
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2148
- ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:5.0 Surround sound
- 収録時間:68:37
英実力派キャスリン・ストットが
4人のフランス人作曲家のピアノ作品を収録!
①ジャン・アラン(1911-40):前奏曲とフーガ(1935)
②デュティユー:ピアノ・ソナタ(1946-48)
③ラヴェル:クープランの墓(1914-17)
④メシアン:幼な子イエスの口づけ(1944)~組曲「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」より
キャスリン・ストット(ピアノ;Steinway D)
セッション録音:2014年8月/セント・ピーターズ・ハレ(マンチェスター)
★SACDハイブリッド盤。イギリスの実力派女性ピアニスト、キャスリン・ストットが4人のフランス人作曲家(ジャン・アラン、デュティユー、ラヴェル、メシアン)が20世紀前半に残した作品を収録しました。
★音楽一家に生まれたジャン・アラン(1911-40)は、20世紀音楽の中でも独創的な音楽作品を残しましたが、第2次世界大戦に従軍して戦死しました。しかし、妹でオルガニストのマリー=クレール・アランが兄ジャンの作品「連祷」を演奏会の度に取り上げ、その名を後世に残しました。マリー=クレールによると、ここに収録された前奏曲とフーガのフーガはオルガンのために編曲もされましたが、前奏曲があまりにピアニスティックな奏法が多かったためにこの形で完成したようです。リズミカルで自由な前奏曲と非常に簡潔なフーガとの絶妙なバランスが魅力の小品です。
★デュティユーの代表作にして記念すべき作品1としたピアノ・ソナタは、第2次世界大戦後の1947~48年に作曲、同年パリで初演され、夫人でピアニストのジュヌヴィエーヴ・ジョワに献呈されました。神秘的かつ官能的な作品です。
★ラヴェルの代表曲の一つであるクープランの墓はクープランの様式を借りた擬古典主義の作品で、各曲(1.前奏曲/2.フーガ/3.フォルラーヌ/4.リゴードン/5.メヌエット/6.トッカータ)に第1次大戦で没した若い人への献辞があります。
★メシアンの幼な子イエスの口づけは、1944年に作曲した独奏ピアノのために作曲した組曲「幼な子イエスにそそぐ20の眼差し」の1曲で、カトリック神秘主義的題材に基づいた作品です。初演はこの曲を献呈されたピアニスト、イヴォンヌ・ロリオによって1945年パリで行われました。