シリアクスとヴィッレマルクの
コラボレーションによる『踊り』
- アーティスト:セシリア・シリアクス
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2159
- ジャンル: ジャンル クラシック 声楽曲
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound、マルチチャンネル
- 収録時間:77:35
シリアクスとヴィッレマルクの
コラボレーションによる『踊り』
踊り
1.-7.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004(2つのコラール付き)
8.-14.スヴァンテ・ヘンリソン(1963-):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(2009)
15.-21.スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-):踊り(Dansa)(2011)(声とヴァイオリンのための)
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)、レーナ・ヴィッレマルク(声、ヴァイオリン(track19))
セッション録音:2015年4月/レンナ教会(レンナ、スウェーデン)
★SACDハイブリッド盤。「踊り。人類のもっとも古い表現手段のひとつ。狩猟民族やその後の農耕民族は、獲物の取れた狩や豊かな収穫を喜び、神や精霊をなだめるため踊った……」。20世紀スウェーデンのヴァイオリン・ソナタを演奏したアルバムで1999年のスウェーデン・グラミー賞を受賞したセシリア・シリアクスと、ダーラナ生まれのトラッド・ミュージシャン、現代音楽シーンのソプラノ歌手としても知られるレーナ・ヴィッレマルクのコラボレーションは「踊り」がテーマに採られました。
★J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番は、「第2番のパルティータ、特に〈シャコンヌ〉は、1720年夏に亡くなった最初の妻マリア・バルバラを悼んで書かれた」という説を唱えるデュッセルドルフのヘルガ・テーネ博士の研究に基づくスタイルで演奏しております。シリアクスの弾く〈アルマンド〉〈クラント〉〈サラバンド〉〈ジーグ〉〈シャコンヌ〉の楽章間にヴィレマルクの歌うヨハン・クリューガー(1598-1662)のコラール「いざ、もろびと神に感謝せよ」とヤコブ・ルニャール(1540-1599)のコラール「われいずこに逃れ行かん」がはさまれます。
★スウェーデンの音楽家スヴァンテ・ヘンリソンは、オスロ・フィルハーモニックの首席コントラバス奏者からキャリアを始めました。クラシック音楽のベーシスト、チェリスト、ヘビーメタルのベーシスト、アレンジャー、作曲家と、さまざまな顔を持つことで知られ、リアル・グループのヴィーカリスト、妻のカタリーナ・ヘンリソンとのデュオアルバム『High, Low or in Between』(BIS SA 2136)も最近リリースされました。「セシリア・シリアクスのための」ソロ・ヴァイオリンソナタは2009年の作曲。ダンスミュージックや「シチリアーノ」など、7つの楽章から構成された作品です。
★スヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの《踊り》は、2010年にバッハの〈シャコンヌ〉で初めて共演したシリアクスとヴィッレマルクの依頼により作曲されました。ヴィッレマルクが提案したデンマーク生まれの詩人マリア・ヴィーネ(1912–2003)の『踊り』(1948)をテクストに、オペラを書いた経験のあるサンドストレムが、「ヴァイオリンと声」が語り、歌い、ささやき、叫ぶ、7つの情景--〈前に(隠された)〉〈踊り〉〈中間に1(開かれた)〉〈お踊りよ〉〈中間に2(並んで)〉〈踊りの残忍〉〈後に(忘れられた)〉--の音楽に作り上げました。