チャイコフスキー・オン・ザ・ピアノ

スドビン自編による華麗な「ルスランとリュドミラ」序曲

  • アーティスト:エフゲニー・スドビン
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2198
  • ジャンル: ジャンル クラシック 器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:73:58

TRACK LIST

チャイコフスキー・オン・ザ・ピアノ

①グリンカ(スドビン編):「ルスランとリュドミラ」序曲
②チャイコフスキー(スドビン編):くるみ割り人形~花のワルツ
③チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
④同:四季Op.37~11月「トロイカ」/6月「舟歌」
⑤同:2つの小品Op.10(夜想曲/ユモレスク)
⑥同:夜想曲Op.19の4
⑦同:18の小品Op.72~優しい非難/5拍子のワルツ/悲しい歌
⑧チャイコフスキー(スドビン編):眠りの森の美女~ワルツ
⑨同(同編):幻想的序曲「ロミオとジュリエット」

エフゲニー・スドビン(ピアノ)
ベッラ・スドビン(ピアノ)②⑧
録音:2020年2月/ブレーメン放送ゼンデザール④⑥⑨⑤の1
2021年6月/ヴェステロス・コンサート・ホール①③⑦、⑤の2、
2022年7月29日/リストツェントルム(オーストリア)②⑧
★スドビンのチャイコフスキー・アルバム。でありながらグリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲に始まります。これはチャイコフスキーがモスクワ音楽院の開校式で「新音楽院で最初に響く音楽は、グリンカじゃなければダメ!」と自らピアノに向かい弾いた逸話を再現。当然即興で楽譜にもしていないため、スドビンが想像で編曲しています。原曲自体が急速でボルテージが高く、これまでヴィルトゥオーゾ編曲がなかったのがむしろ不思議で、スドビンの華麗な編曲で新たな生命を得たと申せましょう。
★アルバムの中心はスドビン編曲の幻想序曲「ロミオとジュリエット」。ドラマチックな迫力と中間部の甘美なメロディの歌いまわしが絶品。同じく「くるみ割り人形」の「花のワルツ」と「眠りの森の美女」の「ワルツ」は4手用編曲で、12歳の愛娘ベッラ(高音部)と連弾しています。非常に華やかで、スドビンの編曲の才能をうかがえます。「眠りの森の美女」はラフマニノフの編曲にさらに手を加え華麗にしています。
★そのほかチャイコフスキーのオリジナル・ピアノ曲を9篇披露、チャイコフスキーのメルヘンの世界をたっぷり堪能できます。時にパッセージを変更し、より効果的にするなど往年のロシアの巨匠たちを思わせます。
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