ウクライナ音楽の魅力満載、美しいメロディに酔うひととき
- アーティスト:ナターリヤ・パシチニク
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2222
- ジャンル: ジャンル クラシック 室内楽
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- 収録時間:76:18
ウクライナ音楽の魅力満載、美しいメロディに酔うひととき
コンソレーション~ウクライナの魂の忘れられし宝
① ルィセンコ:ドゥムカ=シュムカ(ウクライナ民謡主題による狂詩曲第2番)
② コセンコ:練習曲Op.8の8/コンソレーションOp.9の1
③ ルィセンコ:悲しみOp.39~チェロとピアノのための
④ 同:私には同じこと(シェフチェンコ詩)
⑤ スコリク:カルパチア狂詩曲~クラリネットとピアノのための
⑥ メイトゥス:アレグロ~ヴァイオリンとピアノのための
⑦ レヴツキー:前奏曲Op.4の1/前奏曲Op.7の2
⑧ リャトシンスキー:シェフチェンコ組曲Op.38より
⑨ 同:メロディ~ヴァイオリンとピアノのための
⑩ コセンコ:彼らは無言で立っていた(ストラジェフ詩)Op.7の2/私は悲しい(レールモントフ詩)Op.7の10
⑪ ステツェンコ:私は立って春の声を聞く(ウクラインカ詩)
⑫ スコリク:メロディ~ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための
⑬ コレッサ:3つのコロムイキー(カルパチア舞曲)
⑭ バルヴィンスキー:前奏曲Op.1の2
⑮ シルヴェストロフ:バガテルOp.1の1
⑯ フィリペンコ:トッカータ
ナターリヤ・パシチニク(ピアノ)
ヤコブ・コラーニ(チェロ)③、ツサンド・クァーヴェ(バリトン)④、
エミール・ヨナソン(クラリネット)⑤、
クリスチャン・スヴァルフヴァル(ヴァイオリン)⑥⑨⑫、オリガ・パシチニク(ソプラノ)⑩‐⑫
録音:2015年8、9月/スウェーデン放送スタジオ2
★今日ウクライナは独立国ながら、ロシアとの違いはあまり分られていません。ここではウクライナ人の作曲家たちによる前衛的でない、民族色豊かな作品が集められています。ウクライナ音楽の父ミコラ・ルィセンコ(1842-1912)は愛国者でもあり、ウクライナとロシアの民謡の違いを示す著書も記しています。「ドゥムカ=シュムカ」はリストのハンガリー狂詩曲の手法でウクライナの民族的モチーフを処理した魅力的なピアノ曲。一方「ウクライナのショパン」ことヴィクトル・コセンコ(1896-1938)は、ウクライナ音楽ならではのメランコリックな情感が魅力。またリャトシンスキー(1895-1968)、メイトゥス(1903-1997)、フィリッペンコ(1912-1983)らソ連時代を代表する人々の民謡を多用した絶美の世界も貴重。