スウェーデンを代表する世界的映画監督、
イングマール・ベルイマンの生誕100年
を記念して制作された「オマージュ」アルバム。
- アーティスト:ローランド・ペンティネン
- レーベル:BIS
- 品番:BIS SA-2377
- ジャンル: ジャンル クラシック その他
- 価格:オープン価格
- 形態:SACD Hybrid
- その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
- 収録時間:78:28
スウェーデンを代表する世界的映画監督、
イングマール・ベルイマンの生誕100年
を記念して制作された「オマージュ」アルバム。
『イングマール・ベルイマン監督作品の音楽』
①J.S.バッハ(1685–1750):サラバンド~無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011より
『Viskningar och rop & Saraband/Cries and Whispers & Saraband』
(邦題『叫びとささやき』『サラバンド』)
②ロベルト・シューマン(1810–1856):飛翔~《幻想小曲集》 Op.12より
『Musik i mörker & Somarnattens leende/
Music in Darkness & Smiles of a Summer Night』
(邦題『闇の中の音楽』『夏の夜は三たび微笑む』)
③フレデリック・ショパン(1818–1849):夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
『Fanny och Alexander/Fanny and Alexander』(邦題『ファニーとアレクサンデル』)
④ショパン:前奏曲第24番 ニ短調 Op.28-24
『Musik i mörker』(邦題『闇の中の音楽』)
⑤J.S.バッハ:サラバンド~無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010より
『Höstsonaten/Autumn Sonata』(邦題『秋のソナタ』)
⑥W.A.モーツァルト(1756–1791):幻想曲 ハ短調 K.475
『Ansikte mot ansikte/Face to Face』(邦題『鏡の中の女』)
⑦ショパン(1818–1849):マズルカ イ短調 Op.17-4
『Viskningar och rop』(邦題『叫びとささやき』)
⑧フランツ・シューベルト(1797–1828):アンダンテ・ソステヌート~
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D.960 第2楽章
『Larmar och gör sig till/In the Presence of a Clown』
(テレビ映画『大騒ぎしてごまをする』)
⑨ドメニコ・スカルラッティ(1685–1757):ソナタ ニ長調 K.535
『Djävulens öga/The Devil’s Eye』(邦題『悪魔の眼』)
⑩ショパン:前奏曲第2番 イ短調 Op.28-2
『Höstsonaten』(邦題『秋のソナタ』)
⑪スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
『Djävulens öga』(邦題『悪魔の眼』)
⑫J.S.バッハ:第25変奏~《ゴルトベルク変奏曲》 BWV988 より
『Tystnaden/The Silence』(邦題『沈黙』)
⑬J.S.バッハ:サラバンド~無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008より
『Såsom i en spegel/Through a Glass Darkly』(邦題『鏡の中にある如く』)
⑭シューマン:イン・モード・ドゥナ・マルチア~ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44 第2楽章
『Fanny och Alexander』(邦題『ファニーとアレクサンデル』)
②-④⑥-⑫⑭ローランド・ペンティネン(ピアノ)
⑭ステンハンマル四重奏団【ペータ・オロフソン(ヴァイオリン)、ペール・オーマン(ヴァイオリン)、
トニー・バウアー(ヴィオラ)、マッツ・オロフソン(チェロ)】
①⑤⑬トゥールレイフ・テデーン(チェロ)
セッション録音:②-④⑥-⑫⑭2017年12月/グリューネヴァルトホール、
①⑤⑬1995年-1996年 レンナ教会(スウェーデン)
★SACDハイブリッド盤。イングマール・ベルイマン(1918–2007)は、監督、脚本家、プロデューサー、作家として、映画、テレビ、ラジオ放送、劇場の分野で活動。『不良少女モニカ』『夏の夜は三たび微笑む』『第七の封印』『野いちご』といった1950年代に手がけた作品が国際的に評価され、スウェーデンを代表する映画監督とみなされるようになりました。
★このディスクはスウェーデンの音楽家たちがベルイマンの生誕100年を記念して制作した「オマージュ」アルバムです。「映画と劇場の演出家になっていなかったら、指揮者になりたいと思っていただろう」と、ベルイマンは常々語り、スウェーデン放送のために制作した『魔笛』のようなオペラの映像化にかぎらず、彼の作品ではクラシック音楽が沈黙とともに表現の重要な要素として使われました。
★『闇の中の音楽』や『秋のソナタ』はピアニスト、『Till glädije/To joy』(邦題『歓喜に向かって』)はヴァイオリニストが物語の主人公。『夏の夜は三たび微笑む』では登場人物のひとり、ヘンリクがチェロを弾き、ベルイマンの最後のドラマ作品『サラバンド』には主人公がブルックナーの交響曲第9番を大音量で聴いている場面が現れます。
★当演奏のローランド・ペンティネンのアイデアから生まれたこのアルバムでは、彼がシューマンやショパンのピアノ曲を弾き、友人のトゥールレイフ・テデーンがバッハの無伴奏チェロ組曲の〈サラバンド〉を演奏。ペンティネンとステンハンマル四重奏団によるシューマンのピアノ五重奏曲の楽章が最後に演奏されています