カレヴィ・アホ:二重協奏曲・三重協奏曲

ウィーン・フィル首席ハープ奏者レナエルツも演奏!
カレヴィ・アホの二重協奏曲と三重協奏曲!

  • アーティスト:ディミトリー・メストダグ、アンネレーン・レナエルツ、アントワープ交響楽団、オラリ・エルツ
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2426
  • ジャンル: ジャンル クラシック 協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:59:11

TRACK LIST

カレヴィ・アホ(1949-):
①コールアングレ、ハープと管弦楽のための二重協奏曲(2014)
②ヴァイオリン、チェロ、ピアノと室内管弦楽のための三重協奏曲(2018)

①ディミトリー・メストダグ(コールアングレ)
①アンネレーン・レナエルツ(ハープ)
②ストリオーニ三重奏団
【ヴァウテル・フォッセン(ヴァイオリン)
マルク・フォッセン(チェロ)
バルト・ファン・デア・ルール(ピアノ)】
アントワープ交響楽団
オラリ・エルツ(指揮)
セッション録音:2019年6月25–28日/エリザベートホール(アントワープ、ベルギー)
制作:トーレ・ブリンクマン
録音:クリスティアン・シュタルケ
[使用楽器:Cor anglais: Buffet Crampon, semi-automatic, No.12547/Harp: Camac, type Oriane/Violin: Laurentius Storino, Cremona 1794/Cello: Giovanni Francesco Celoniato, Turin 1730/Piano: Steinway D]
★SACDハイブリッド盤。コールアングレがソロの協奏曲はほとんどなく、ハープの協奏曲も、たくさん作られているとはいえません。カレヴィ・アホの《コールアングレ、ハープと管弦楽のための二重協奏曲》は、このふたつの楽器をソロとする、おそらく唯一の作品です。アントワープ交響楽団が、ソロ・プレーヤーふたり、ディミトリー・メストダグ とアンネレーン・レナエルツのために委嘱。2014年に作曲されました。「タイトルのない」楽章、ハープのための〈カデンツァ〉、コールアングレの技巧を際立たせた「アレグロ」、「アダージョ」の終楽章と、5つの部分が切れ目なく演奏されます。「空(くう)」に始まり「沈黙」に終わる音楽。アホがこれまでに書いた30を超す協奏曲と同様、ソロ楽器のコールアングレとハープの「音」の可能性を最大限に引き出し、オーケストラの色彩パレットをいっぱいに使う、さまざまな要素を含む音楽に作られています。
★アントワープ交響楽団がアホの作品を録音するのは、ヨルゲン・ファン・ライエンとアラン・ド・リュデがそれぞれソロを担当した《トロンボーン協奏曲》《トランペット協奏曲》(BIS SA-2196)につづいて、これが2作目。《ヴァイオリン、チェロ、ピアノと室内管弦楽のための三重協奏曲》は、アントワープ交響楽団とオランダのアンサンブル「ストリオーニ三重奏団」の共同委嘱で作曲された作品です。アホが作曲に取りかかったころ、彼の孫娘が生まれ、そのとき彼女のために書いた「子守歌」が、この協奏曲のメロディ素材の核として使われています。「調性のある、夢のような」アンダンテの〈子守歌〉に始まり、「プレスト」「トランクィッロ・ミステリオーソ」「アンダンテ - アレグロ・モルト」とつづく4楽章の作品。「全体の雰囲気は喜びと(時には、かなりヴィルトォーゾ的な)前向きなエネルギーにあふれ、それでいてメランコリックな瞬間もある」(カレヴィ・アホ)。2019年5月11日にアントワープでマーティン・ブラビンズの指揮で初演された後、《二重協奏曲》と一緒にエリザベートホールでセッション録音されました。
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