『黄金の音符(Note d’oro)』

リュートの名手ヤコブ・リンドベルイが奏でる
ヤン・アントニーン・ロジーの作品集

  • アーティスト:ヤコブ・リンドベルイ
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2462
  • ジャンル: ジャンル クラシック 音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround soundマルチチャンネルBIS ecopak  
  • 収録時間:82:15

TRACK LIST

『黄金の音符(Note d’oro)』

ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650–1721):
①組曲イ短調【前奏曲 アルマンド クラント/ドゥブル アリア ガヴォット カプリース】
②組曲へ長調【序曲 アルマンド クラント サラバンド メヌエット ジグ】
③組曲ト長調【アルマンド クラント/ドゥブル アリア メヌエット I & II ジグ】
④組曲ニ短調【前奏曲 アルマンド クラント サラバンド ジグ ブレー メヌエット ジグ】
⑤組曲ト短調【ガヴォット クラント サラバンド メヌエット ロンドー】
⑥メヌエット ハ長調
⑦組曲変ロ長調【アルマンド クラント サラバンド ジグ】
⑧シャコンヌ へ長調

ヤコブ・リンドベルイ(リュート;Sixtus Rauwolf, Augsburg C.1590)
セッション録音:2018年9月/レンナ教会(ノルテリエ、スウェーデン)
★ SACDハイブリッド盤。スウェーデンのリュート奏者、ヤコブ・リンドベルイは、ルネサンスとバロックを中心とするリュート音楽の分野で今日、もっとも幅広いレパートリーをもち、深い知性に支えられた情感豊かな音楽が高い評価を獲得、人気を集めてきました。ブリテンの《ジョン・ダウランドによる夜の曲》をリュートで演奏した『夜の曲 - ダウランドからブリテンまで』(BIS SA 2082)につづくアルバム。「ロジー伯爵」として知られるヤン・アントニーン・ロジーの作品から4つの組曲、《メヌエット》《シャコンヌ》が演奏されます。
★「ロージンタール伯爵」ヤン・アントニーン・ロジー(c.1650–1721)(ヨハン・アントン・ロジー・フォン・ロージンタール)は、ボヘミアの貴族の家に生まれました。幼少のころアカツィウス・カジミル・ヒュルゼからリュートを教わり、興味が芽生えたと言われます。プラハのシャルル・フェルディナント大学で哲学を専攻。博士号を取得した後、ヨーロッパを旅して回りました。ロジーは、フランスとイタリアのリュート音楽を研究、ボヘミアでもっとも優れたリュート奏者、作曲家として名を馳せました。彼はドイツのリュート奏者ヴァイスにも影響を与えたと言われます。1721年にロジーがプラハで亡くなった後、ヴァイスは《ロジー伯爵の死を悼むトンボー》を書き、彼を追悼しています。リンドベリが『ヴァイス - リュート音楽 第2集』(BIS 1534)で演奏した作品です。ロジーは主に、舞曲による「組曲」を作曲。フランスの「自由奔放な様式(Style brisé)」とイタリアの「カンタービレ」のスタイルを結合した、膨大で創造性の高い作品の手稿譜が、チェコをはじめとする各国のアーカイヴで保存されています。2018年9月、ノルテリエのレンナ教会での録音。リンドベリは、バロック期ドイツとフランスの音楽を演奏した『シクストゥス・ラウヴォルフのリュート』(BIS SA 2265)と同じ、1590年頃にアウグスブルクで製作された7コースあるいは8コースの楽器を弾いています。
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