Ménage à Trois

エンリコ・ピエラヌンツィ~アンドレ・チェカレリ、
黄金のコンビによるトリオ!!
クラシック楽曲をピエラヌンツィ節で描き上げた一作
名作Seaward的な雰囲気も感じさせるファン待望の世界

  • アーティスト:Enrico Pieranunzi - André Ceccarelli - Diego Imbert
  • レーベル:BONSAI MUSIC
  • 品番:BON-160901
  • ジャンル: ジャンル ジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Enrico Pieranunzi - André Ceccarelli - Diego Imbert / Ménage à Trois

1. Mr.Gollywogg (d’après Gollywogg’s Cake-Walk de C.Debussy) 03.57 (Enrico Pieranunzi)

2. 1 ère Gymnopédie 03.47 (Erik Satie)

3. Sicilyan Dream (d’après Siciliano, BWV.1031 de J.S Bach) 04:42 (Enrico Pieranunzi)

4. Medley: La plus que lente / La moins que lente 07:15 La plus que lente 02:07 (Claude Debussy)

La moins que lente 05:08 (Enrico Pieranunzi)

5. Hommage à Edith Piaf (XVème Improvisation, Hommage à Edith Piaf) 04:44 (Francis Poulenc)

6. Le crépuscule 04:00 (Darius Millhaud)

7. Mein Lieber Schumann I (d’après Davidsbündlertänze Op.6 (No.2) de R.Schumann) 07:06 (Enrico Pieranunzi)

8. Medley: Romance / Hommage à Milhaud 05:00 Romance 01:25 (Darius Millhaud)

Hommage à Millhaud 03:35(Enrico Pieranunzi)

9. Mein Lieber Schumann II (d’après Carnaval de Vienne Op.26, Allegro, de R.Schumann) 07:05 (Enrico Pieranunzi)

10. Hommage à Fauré (d’après Improvisation, 5ème des « Pièces Brèves » Op.84 de G.Fauré) 04:38 (Enrico Pieranunzi)

2015年11月12,13,14,15フランス, ムードン録音


メンバー:Enrico Pieranunzi(piano), Diego Imbert (double bass), André Ceccarelli (drums)


★ヨーロッパが誇る名ジャズ・ピアニスト、エンリコ・ピエラヌンツィがフランスのBonsai Musicに録音した注目のトリオ新作!

★CAM Jazzとの独占契約の解除を選択して以来、創作意欲のわき上がるまま、様々なレーベルで作品をリリースしているピエラヌンツィですが、活動の勢いはとどまることがありません。

★本作は、数あるプロジェクトの中で、クラシックとジャズの融合を図った一作。

☆もともと、クラシックの演奏でも一流のものを見せるピエラヌンツィ。その演奏は、CAM JAZZでリリースされた『Plays Domenico Scarlatti - Sonata and Improvisations』, 『Plays Johann Sebastian Bach, Georg Friedrich Hendel, Domenico Scarlatti-1685』での演奏が証明しているといえましょう。この2作品では、クラシックの楽曲も忠実に表現しつつ、即興を展開していく面白みも見せてくれました。また、クラシックの楽曲を原曲と不可分ない連なりで、ジャズのスケールで拡大演奏していく演奏展開は、極めて秀逸で、高い評価を得たことも記憶に新しいところです。世の中に、クラシックとジャズの融合を図る演奏は、数少なくありませんが、ピエラヌンツィの作品はそれらと一線を画すものがあったといえます。

★そんなピエラヌンツィが、今回は、自らのジャズ的な世界を主に置き、クラシックの素材をとりいれた作品に挑戦。

☆ドビュッシー、サティ、バッハ、シューマン、クープラン、リストといった作曲家の楽曲を選曲。耳馴染みの名曲のメロディは、一聴して流麗なピアノ曲の世界に誘います。しかし、今回は、トリオ・フォーマットでリズム・セクションも加わり、ジャズ的色彩も濃く、即興演奏も完全ジャズ。スウィンギーな4ビート/ピエラヌンツィらしいスロウな8ビートに切り替われば、演奏は、ジャズ・ピアノ・トリオとしてのエンリコ・ピエラヌンツィの世界全開!の魅力になります。

☆特に、ドラムには長年の朋友、アンドレ・チェカレッリ、ベースにはフランスのジャズ界を若き日より支えたディエゴ・アンベール。そのリズム・セクションの繰り出すリズムは、ある時はピエラヌンツィの世界に繊細かつニュアンス豊かに寄り添い、ある時は、テレパシーのような交感を見せ、パッションあふれる素晴らしいインプロヴィゼーションを見せて行きます。その演奏には、Soul Note時代から聴く人を魅了してきたイタリア人ピアニストとしてのメロディの美しさと抒情があり、また時折、フェリーニの映画にでも迷い混んだような楽しさもあふれます。

★特に、南イタリアに誘うような甘美さと憂愁が入り混じるメロディ/ハーモニーが名曲 を想起させつつ、バロック的なものとも融合していくM3、ピエラヌンツィにリハーモナイズされたサティの有名曲<ジグノペディ>(M2)など聴きもの!

★クラシック楽曲の演奏力、ジャズ奏者としてのアレンジ、即興、それらが美しく融合した演奏の数々。ピエラヌンツィ・ファンの方の心をとらえること必至の演奏集です。


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