ベルリン・フィル・レコーディングス 交響曲全集

限定80セット
ベルリン・フィル・レコーディングスの中核となる交響曲全集
シューマン、シューベルト、シベリウス、ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーの6タイトルを、
本拠地フィルハーモニーホールの外観をイメージした特別デザインの豪華ボックスに収めた愛蔵版
《The Complete Symphonies Collection》

  • アーティスト:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS
  • 品番:BPHR-1001S
  • ジャンル: ジャンル クラシック 交響曲
  • 価格:¥90,000 (税込)
  • 形態:38CD+15Blu-ray
  • その他の製品情報:輸入盤・日本語帯・解説付 
  • 付属品:特典:ポストカード12枚セット+2022DCHプログラム冊子

TRACK LIST

ベルリン・フィル・レコーディングス 交響曲全集

ロベルト・シューマン
交響曲全集(第1~4番)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
▪2CD+1Blu-ray (元品番:KKC9083)

フランツ・シューベルト
交響曲全集(第1~8番)
ミサ曲第5番 変イ長調
ミサ曲第6番 変ホ長調
歌劇「アルフォンソとエストレッラ」(全3幕)
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
▪8CD + 1Blu-ray (元品番:KKC5445)

ジャン・シベリウス
交響曲全集(第1~7番)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
▪4CD + 2Blu-ray(元品番:KKC9137)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
交響曲全集(第1~9番)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
▪5CD + 3Blu-ray (元品番:KKC9151)

アントン・ブルックナー
交響曲全集(第1~9番)
指揮:小澤征爾 パーヴォ・ヤルヴィ ヘルベルト・ブロムシュテット
ベルナルド・ハイティンク マリス・ヤンソンス 
クリスティアン・ティーレマン ズービン・メータ サー・サイモン・ラトル
▪9CD + 4Blu-ray (元品番:KKC9507)

グスタフ・マーラー
交響曲全集(第1~10番)
指揮:ダニエル・ハーディング アンドリス・ネルソンス 
グスターボ・ドゥダメル ヤニック・ネゼ=セガン キリル・ペトレンコ サー・サイモン・ラトル ベルナルド・ハイティンク クラウディオ・アバド
▪10CD+4 Blu-ray (元品番:KKC9612)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
★2014年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が立ち上げた、自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」。
ベルリン・フィル・レコーディングスの中核となる交響曲のツィクルス。これまでに発売されたシューマン、シューベルト、シベリウス、ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーの交響曲集6タイトルを、特別仕様ボックスに収納。80セット数量限定商品としてリリースされます。
外装箱は、ベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニーホールの外観をイメージしたデザイン。特典には12タイトルのジャケット写真をプリントしたポストカードセットに、2022年版のデジタル・コンサート・ホールのプログラムが付属。愛蔵版としてお届けします。


【シューマン交響曲全集】
この演奏は、2013年2月、11月にベルリン・フィルハーモニーでライヴ録音されました。また今回の全集では、交響曲第4番は通常の改訂版ではなく、1841年の初稿により演奏されています。ラトルはこの版を特に評価し、「軽快さ、可憐さ、美しさに満ちている」と呼んでいます。彼はレーベルのスタートにあたり、「シューマンの交響曲は、ベストセラーではないかもしれません。しかし我々にとっては、非常に重要なレパートリーです。それゆえこれらの作品でレーベルをスタートすることは、とても素晴らしいアイディアだと思います。我々は、これらの作品に独自の考えを持っているのです」と述べています。
パッケージ・デザインは、KPM(プロイセン王立陶器製作所)のオリジナル創作陶器花瓶。シューマンの交響曲にインスパイアされた花瓶をモチーフし、当エディションのために、KPMにより特別にデザインされたもの。花瓶の形状と柄は、シューマンが生きていた19世紀前半のオリジナルにより、形状は、ユーリウス・ヴィルヘルム・マンテル(1820-1896)の「中国風花瓶」を土台にしています。

【シューベルト・エディション】
2003~2006年にかけてベルリン・フィルとニコラウス・アーノンクールが行ったシューベルト演奏集。このセットには、交響曲全曲に加えて、後期ミサ曲、オペラ「アルフォンソとエストレッラ」全曲が収録されています。さらにCD8枚にブルーレイ・ディスクが付属しており、それにはCD に収録されている全曲の、スタジオ・マスター・クオリティーの音声トラック(24bit/48kHz) と40分弱のアーノンクールのインタビュー(日本語字幕付)が収録されています。「モーツァルトやベートーヴェンと比較することには意味はなく、シューベルト独自の音楽世界を表現するべきだ」と言うアーノンクール。特に初期の交響曲に関しては、作品を歴史上の一過程と捉えるものではなく、完成された個々の作品として細部まで磨き上げられた音楽を聴かせています。アーノンクールにとってシューベルトの交響曲全曲録音はコンセルトヘボウ以来2度目。その他にも、ウィーン交響楽団やベルリン・フィルとも単曲で収録しているアーノンクールは、シューベルトの作品に対して「シューベルトは常に心の友であり、音楽の化身でした」と語っており、自身にとっても特別な演奏であることがうかがえます。
ジャケット写真には、アメリカ人フォトグラファーのディヴィッド・ベンジャミン・シェリーの「MANORATHADAYAKS CALIFORNIA 2010」。自らが撮影した写真に、鮮やかで着色。鮮やかでサイケデリックな作品が特徴。またデジタルテクノロジーを使用せず、アナログ手法にこだわった制作方法でも知られています。
(なお、KKC5445は当セットが最終在庫となり、以後廃盤となります。)


【シベリウス交響曲全集】
ラトルにとってバーミンガム市交響楽団との録音以来2度目のシベリウスの交響曲全集。ラトルは子供の頃からイギリス人としてシベリウスに愛着があり、リバプール・フィルで指揮者としてデビューした際も、シベリウスの交響曲第5番を振っており、ラトルにとってシベリウスは特に思い入れのある作曲家のひとりであることがわかります。今回のベルリン・フィルとのシベリウス・チクルスは、2002年の首席指揮者就任からの希望であり、2015年シベリウス・イヤーにちなんだリリースとなりました。
ジャケット写真には、フィンランドの写真家ヨルマ・プラーネンの『ICY PROSPECTS』#29がしようされています。木の板を高光沢の黒色アクリルで塗り、その表面に写り込む景色を長時間露光でカメラに収めたもので、北欧の素晴らしい風景が絵画的に写し出されています。

【ベートーヴェン交響曲全集】
2015年10月に本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行われたベートーヴェン・ツィクルスのライヴ収録音源と映像。ラトルは2008年にベルリン・フィルとベートーヴェン交響曲全9曲を演奏しているので、同コンビでは今回が2回目。さらにラトルはウィーン・フィルとベートーヴェン全曲録音(2002年)を行っており、20世紀後半に発表されたベーレンライター社によるジョナサン・デル・マー校訂版を用い、そこにラトルらしい解釈を加えた新しいベートーヴェン像として当時話題になりました。本演奏でも同様の版を使っていますが、ラトルの鋭く攻め入るスタイルそして一音一音を大切にする緻密な指揮ぶり、それにベルリン・フィルの重量級の表現が反映され、ベルリン・フィルの持つ音楽的パワーを実感する推進力に満ちた演奏を繰り広げています。解説書には、校訂者ジョナサン・デル・マーがベーレンライターについて語った文章も挿入されており、ラトルとの興味深い会話なども書かれており、ベートーヴェンの音楽、ラトルの演奏をより理解することができます。
カヴァー・アートには、ドイツを代表する彫刻家イザ・ゲンツケンによる『Fenster(窓)』を使用。建築素材のコンクリートを取り入れ、工業製品の形態を賛美しつつ、建築的構造体としての独自の存在感を放つ作品が特徴です。

【ブルックナー交響曲全集】
2009年から2019年にかけて、ベルリン・フィルで演奏されたブルックナーの交響曲9曲を、8人の巨匠指揮者によって演奏された全集が発売されます。ベルリン・フィルの演奏史に燦然と輝く作曲家ブルックナー。これまで数々の名録音が世に出ていますが、現代の8人のブルックナー指揮者たちがそれぞれの解釈を聴かせ、様々な指揮者で聴くことによって、全体に通底する「ベルリン・フィルらしさ」が浮き彫りになる内容となっています。

【マーラー交響曲全集】
マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの最も重要なレパートリーの一つといえるでしょう。ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895年にマーラー自身が交響曲第2番を初演した1890年代まで遡ります。その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファエル・クーベリック、レナード・バーンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。
そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。アルトゥール・ニキシュは、早くからマーラーに関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。そして1970年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマーラーの作品に力を入れていきます。ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤン以降、クラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。
当エディションには、完成した9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、過去10年間の演奏から選んでいます。現在の首席指揮者ペトレンコと前任者であるアバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。中でも、キリル・ペトレンコの6番は、2020年1月の演奏で、新型コロナウィルス感染拡大直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。マーラーが描く細部、そしてそれを全体像として構築することは、指揮者としての試金石ともいえ、新首席指揮者としての期待が大きく膨らみます。ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き上げています。
カヴァー・アートには、アメリカ出身の画家、彫刻家、映画監督として活躍するロバート・ロンゴの『 Untitled(small earth)』を使用。写真を精巧に模写した、木炭やグラファイトを用いたドローイングによる絵画で注目されています。
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