★フィリップ・ゲルシュラウアーとゲバルト・ウルマンという2人のサクソフォン奏者のデュオ作。
★ゲルシュラウアーは2017年、デヴィッド・フィウジンスキー、ジャック・デジョネット、ジョルジ・ミカゼ、マット・ギャリソンと共演したアルバム『Mikrojazz』で、微小音の宇宙に足を踏み入れた。ゲプハルト・ウルマンはハンス・リュデマン、オリヴァー・ポトラッツ、エリック・シェーファーとバンド「Mikropuls」でセルフタイトルを2019年にリリース。両者の共通の音楽的関心が「微分音」であることから、数年前にコラボレーションが始まり、微分音にフォーカスした本作を制作。
★やっていることは音楽的に大変高度なことだが、音楽は親しみやすく、独特の美しさを持ち、神秘的な魅力を放つ。